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【カンボ・セレモニー】③ 二日目

初日終了後

初日のカンボ終了後の体調はというと、なんとなくすっきりしていて、ヴィパッサナー瞑想から帰ってきた時の感覚を軽めにしたバージョンのような感じ。

ただ、夜はなぜかすぐに寝付けなかったうえ、ぐっすり深く眠ることもできず。自分の中でプロセスされていることがあるのか、REM睡眠の割合が多く夢をたくさん見たようです。

それでも翌日体調は良く、幸いぐったりと疲れたような感覚は特になかったので、迷わず二日目のセレモニーに参加できました。

チャクラポイント

二日目も初日と同様、場の浄化、瞑想、サナンガとハペを経てカンボをのせるポイントを作っていきました。

初日は3箇所で私の反応が比較的軽かったこともあり、この日はカンボをのせるポイントを増やすことに。また、初日に体験した「伝統的なポイント」ではなくチャクラを念頭においたポイントにアプローチすることになりました。私は腰の特に左側の仙腸関節のあたりに慢性的に不調があるので、それも踏まえ、第一から第四チャクラに対応する背骨上の4つのポイントに加え、左の仙腸関節のあたりの計5箇所。

特に尾てい骨のすぐ上のポイントは繊細なのか、ポイントを作る時の熱がとても敏感に感じられましたし、カンボをのせた時の感覚も強めでした。

今回はポイントが多かったことや、より繊細な場所にのせたこともあって少し嘔吐がありました。ただ、いわゆる胆汁を吐き出す、という感じではなく、事前に飲んだ大量の水の一部を吐き出したという感じ。嘔吐したということもあり、少しの間、目の周りが腫れぼったくつっぱった感じになったものの、家に帰る頃にはほぼ治っていました。

音のヒエラルキー

私が今回お世話になったシャーマンはアヤワスケロの修行をしていることもあり、この三日間のセレモニーでも、アヤワスカのセレモニーのように、継続的に様々な楽器を使った音やリズム、チャンティングやイカロス (アヤワスカのセレモニーでシャーマンが唄う歌) によってカンボの体験を深める手助けをしてくれました。

歌やチャンティグは決まった順番やルーティンではなく、その時、参加者に起きていることを汲んで自然に湧いてくるのだとか。楽器としてはクリスタルのシンギングボウルや鹿皮のハンドドラム、名前のわからない南米の打楽器もありました。

セレモニーの後の話で話題にのぼったのは、音にはヒエラルキーがあるということ。文化によって捉え方はもちろん異なると思いますが、南米のシャーマニズムにおいて音のヒエラルキーの一番上にあるのが「声」なのだそうです。次がクリスタル。そして動物の皮で作られたドラム (きちんと確認しませんでしたが、おそらくその他の自然な素材で作られたものも含まれると思います)。最後が金属製のもの。

なんとなくわかるような、わからないような。でも、人間の声そのものの力強さというのはセレモニーの間ずっと感じられました。振動。響き。場を満たす感覚。エネルギー。躍動感。その「生」な感じ。生命力に触れる感じと言えば良いのでしょうか。私もこんなふうに声を響かせることができると気持ちいいだろうな。

セルフケア

連日のセレモニーは朝10時から午後2時の時間帯だったのですが、初日の後は正直なところ、帰宅後少し仕事をしたり、パソコンのスクリーンを見る時間が比較的多くなってしまいました。本来はパソコンやスマホなどの端末に一切触れずにゆったりと過ごした方がカンボのプロセスが深まるのだろうと思います。

二日目は少しそれを意識して午後を楽に過ごしましたが、夜までぼんやりとした頭痛が続いていました。これも好転反応的なものなのかもしれません。

最終日の三日目の様子は次の記事にて。

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