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純粋なわたしに還ろう…

純粋なわたしに還る

『美しく老いて いきたい』

…もう随分前に亡くなった 父が 
口にしていた言葉でした。

目の前に現れて来るものは 
それを生じさせる仕組みがあって

知らず知らず嵌って 
生じていたことも分かって来ていますね。

そんな風にもう既に気付きを次々と得て 
手放し解放を進めている人達も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。

冬至に向けて

『冬至』のタイミングを目前に

『いま、目の前に現れてくるもの』への感覚を通した手放し解放、そして、気付きが起きることで 常に選択出来る世界に自分の意志で住み替えるため、

様々にその仕組みを解読したり 『何故それが生じてくるのか』…が 腑に落ちて来たり、 また、仕組みがよく分からなくても『それ、を形に変えて 視覚的に』手放し解放を進めている、

そんな自分を調えることを
日々の習慣としている人達も多いでしょう。

身の回りに生じ 感じて来るものに引き込まれ過ぎず、今に気付き 観察し手放してゆく

これまでの 世界では 相互エネルギーの健全な循環に目を背け、強引に 推し進めていたり、そのパワーに自分の内面を確認する間も無く引きづられ、それらが招いていたのは 実は内側ではまったく歯車が合っていないのに 物事を進められて来た外側とのズレが 崩壊的な結末を多く現象として現されていたものでした。

これらの仕組みは 本来求める心地良さや魂の在り方に合っていない状態だったことを 多くの人たちは自覚出来て来た時間でもありました。

目を背けず向き合い
解放してゆくために

心に引っ掛かるような 不快なことや違和感が生じる出来事は、それに対して向き合うことは避けたいと、思うのが心情です。けれど、そうやって 見るべきものに目を向けず、避け続けてきた時間が、目の前に現れてくるものを生んでいることに気づき始めたことと思います。

このように目の前に生じて来る違和感や不快感を齎す出来事は、その先に踏み込めさせない壁のような役割があって、不快を生じさせその感情に留まらせたり、注意を外側へ向けさせる思考へと自分を省みることをさせない等、不快な感情に閉じ込めようとする作用、仕組みを作っています。

何かしら繰り返される不快な状態の本質は
自分自身に原因が潜み 自分が招いていることに
多く人達は 気付いていることでしょう。

それらの
自分の内側に生じる不快な感情に飲み込まれず 観てゆくことで、その先の次元に進むことを阻んでいた壁の様なものが消滅し不快だった出来事は “自分へのメッセージとか 教えへと姿を変え、今まで観えなかった世界に踏み込むための 一つの経験に過ぎない”…と  目の前に現れて来る不快にさせるものへの理解が どんな時でも気付こうとしていると 誰にもやってきます。

これは そんな状況や環境、心の感情の揺らぎに飲まれてしまうことを奨励しているのではなく、向き合うべきものに 向き合うための心や時間の余裕や、静寂に自分の身を置くことが定期的に必要であり大切、と気付き、

自分が本当に望むものから 逸らされる様な何かに引き込まれてしまう作用(仕組み)に気づき始めた 今、

それら自分に向けられた “もの や こと、人” と織り成すものに 向き合い、一つ一つていねいに自分のエネルギーと 対象とする、もの や こと、人 とのエネルギーとを 正常に循環させ機能させることに気付かせるための 繰り返され 仕組まれたこれまでの時代を経験し、今 現在の時があります。

一つ一つ 階段を昇る私たちの意識

今 自分の意識が何処に在るのかを理解している。そして瞬間瞬間の今ここにどんなものが 心に浮かび上がって来ているのかを 静かに観察してゆける豊かな時間を 自分に与える。

日々 今ここに なにを選択してゆくのかは 自分の心が決めてゆくことができます。いつでも切り替えが可能です。

自分を大切にしながら 心のままにのぞむものへと向かい…自分自身がより純粋になれる 心地よい状態とは、自分にとってどんな形なのか…と、自分に問える豊かな時間も確保出来ている人たちも 冬至を前に 手放し 解放しが加速する中、多いのではないでしょうか。

自ら自分に問い 自分との対話が日常に組み込まれ自分への時間として持つことが出来ている。だから 今 住みたい世界に常に瞬時に住み替えが可能だと気づき始めた 新しい時代です。

並木さんも『最適化』の言葉で
表現されていますね。

瞬時に自分が心地よいと感じる世界への
住み替えし続けるには

どうしても、
今に気付き、目覚めている必要があります。


✩.*˚

最近『陳情令』や『十里桃花』などstoryを観ていても感じるのだけれど、一方的なエネルギーの放出は 思い込みとか思い違いがズレとなって不快な状況、不利な状況をますます悪くさせてしまう仕組みをそこに見ると、この世界に照らし合わせてみても、如何に人間は自分本位で生きようとしてしまうものなのか…と 感じたりします。

(自分の心と自分が向き合ったり、本当は自分はどう在りたいのか を無視し続けることが それらを生じやすくさせていることになってしまっている仕組みもそこに見ます)


✩.*˚

正直さ 純粋さ に還る


※以下【九尾の狐とキケンな同居】のstoryの一部、
ネタバレに触れています。ご注意下さい。


『九尾の狐とキケンな同居』の中では
『正直さや 純粋さ』が大きな一つのテーマです。

主人公の九尾の彼と人間の彼女は 互いの意識のズレが大きくならないように、『話をしよう』『話をしましょう』…と度々 彼と彼女の間で交わす 大切なkeywordの言葉となっています。

互いの素直な心で 
正直に向き合う純粋な姿で在ろうとする
二人の場面を、繰り返し繰り返し

 不快な状態やトラブル、誤解が生じる度、
その『小さくて些細な違和感であっても』
それを感じたらその都度解消していく姿、
…が描かれ

獣である狐は 人間である彼女の
行動や感情の状態が理解出来なくても、
彼女に対し、

その状態は何故その様に生じてしまうのか?
どうしてそうなるのか?を 
知ろうとする、分かろうとする、
自分で考えようと 努力する姿に 
魅せられ 惹き付けられます。


獣である彼と人間である彼女は 

互いに理解出来ない物事の見方や考え方 
価値観などを日常に発見し感じ取ると、

少しの違和感や不快感にも、
それを解消し分かり合おうと 
向き合い真摯に向き合う姿が 
細やかに丁寧に描写されています。



獣である狐の彼は 人間味を身につけ 
赤い玉を青く変え人間になって 彼女と一緒の時間を生きていきたい、そんな強い意志が芽生え、

これまで999年生きて来て、
全ては季節が通り過ぎて行くように虚しく無意味に感じていて、1000年経ったら自分の肉体も魂も消滅していっても良いと諦めていたこれまでの999年の人生で

彼女に出会えて、彼女と向き合い 関わってゆく中、少しずつ彼女と想いを重ね、人間味を身に付けてゆく姿と 純粋な互いのエネルギー交換がなされている描写は、

彼女の感情の起伏が彼女の正直なありのままの姿として 純粋にそのままに現されていて、それをていねいに彼が受け取り、必ず投げかけられたら受け止め、互いにそれを相手に返して行く…そんな健全なコミュニケーションの姿、エネルギー循環の姿 として全体に純粋に描かれています。


私がこのstoryを観て感じるのは 

主要な登場人物達が、自分の人生に純粋に自分らしく在りたい、と 常に移り変わる今、に願い、そこに向かって 違いある人と 心を通わせようと努力し、たとえ不快な感情が湧き上がったとしても それさえ伝え合い、分かって欲しい、分かりたい、そのために自分はそれをどう解釈出来るのか、そしてどう在れば良いのか、前向きな今に在るために自分をどう変化させてゆけば良いのか…自分の純粋な姿のままで…

そんな素直な感情の起伏や状況の変化に 登場人物達がそれぞれに丁寧に自分の心の中だけに収めてしまうことをせず、向き合い 解決してゆこうとする。 どんな出来事が起きてもそれに対し前向きに生きようとする姿がとても微笑ましく感じられます。

そして 

自分のエネルギーの使い方や、自分と他者とのエネルギーの循環の純粋な姿へと 今 この時代 私たち人間たちにそこへ還るよう 促されているメッセージにも感じられます。

本当に実現させたい真実の願いは
叶って行く

そして自分の今、目の前に『最適化』を起こしてゆく…

そこに向かうため 今 心に湧いて来る 小さな違和感に気付いたら、…都度 不快なものであっても見逃さず小さいうちから一つ一つ綺麗に浄化してゆく…すると その先の壁を超えた所の 奥にしまってきた 本当に大切なものが本当に鮮明に観えて来て 自分の現実に純粋に繋がって現れてくるように なってくる。


今 なにを観て
どんなことに気付いていますか?

そして 

自分が存在する世界は 
どんな心地を
自分に感じさせているでしょうか?

常に『最適化』の現実を
得られる力を持つ

本来の私たちは

純粋な本来のわたし…に
還るよう

これまでの出来事さえ 
過去に起きる必要が
あったのかもしれない
…。


… 
常に移り変わる今に 
私たちは生きていますが

この移り変わりは 

未来を 

自分の意志で
創り上げるためにでもあり

けれど
自分が創り上げるものにも
自分が縛られることの無い
時の流れを
自分自身の形をも変え続けながら
生きています。

純度高く在る 【わたし】
“純粋なわたし” を常に意識し
時を生きながら
 純度を高めるよう在り続けることに

冬至を目前に控えた今
“わたしの今” には 
意識が向けられています。

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