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帰郷note 2日目



言わせてもらいますけど
ホテルっていう場所には
チェックアウトの時間が
設けられているんですよ

思う存分ホテルを堪能しようと意気込んでいても
タイムリミットまでには
おいとま せなあかん

ゆえに!

朝起きたらコーヒー飲も


そういった昨夜の誓いは
翌朝ペッタンコ!
あーもう出な出な!やばいやばい!無理や!
とか言いながら支度するんですよ

で、
命からがら、出ましてね


それで、すみませんけど、

一旦はま寿司寄りましたね

いけませんか?



「我が故郷、非常に海鮮特化型ゆえ、チェーン店と言えど、海鮮系は美味いに決まってんじゃないか?」
という推理が働いたんですよ

仕入れルートが違うでしょうから


当方、はま寿司のヘビーユーザーでして、
関東のはま寿司に慣れた舌で食べ比べってやつ、しちゃおうかしら



そんでまぁ、ズバリ言わせてもらいますけどね、

イカが、、



太ぇ!





以上になりますね…






はま寿司出て

それから何をしたかと言うと

すぐ次のホテルにチェックインしたというんですね



車で15分くらい移動した場所にあって、
少し早めに入れる段取り、
してましてね

で、部屋に入って

また寝ましたね



夢も見ず、夕方頃起きまして、

地元の友達に会いに行きましたよ



この日のスケジュールは

地元の友達に会う

21時半から兄2人と会う

という感じでして、


いっちょ、電車で行ったろ

と、ひらめきまして、


車通りがとんでもなく多い道の歩道を
さーせんさーせん
と、歩いてたら
「え、ここ酒屋さんだったのに今ゴルフグッズ屋かよ!」と呆然…


住宅街歩いてると思いきやいきなり駅につきました



驚愕したんですが、

Suica使えなくてですね…

マジで、Suica使えなくて
怖!

調べると、我が故郷、全ての駅でSuica使えないということで、
「こりゃ何かあるね」と、
思いましたね


「こりゃ何かあるね」



全2両、客も数人、採算とれてるのか、なんとも不気味な電車に揺られながら街の中心部に向かいましたよ
晴れてて最高でしたね


何かある駅



地元の友達とは会うのは
実に10年振りほどでしたが、

すっかりお元気そうで、
いわゆる私の好きな、雰囲気で会話出来る数少ない友人で、しかしある時いきなりそうでもなくなった感じがして、私がちょっと怯えてたんですが、

久々会うと少し昔に戻っててホッ。

ここ10年であった奇々怪々、阿鼻叫喚の数々…

それをまたまた寿司屋で聞いてましたね

寿司屋行き過ぎなんですね


友達が玉子注文したら

玉子が米を食ってる寿司が出てきました


阿鼻叫喚寿司



玉子が米食ってる寿司



そのあと
だだっぴろい広場のベンチで
真っ暗になるまで喋って、

「へーそんなお金の稼ぎ方があるんや〜」
などと言ってのけたりしたんですが、
すぐそばで
突然何十人もの高校生が
おそらく運動会で披露するダンスの練習をやり始めたので、「なぜここ?」とか思って怖すぎてそそくさと退散したんですが、
友達がそのダンスを録画してる男子学生の前を平気で横切って(「皆の公園だから」とのこと)、録画してた男子に「なんなんあいつ」と言われてて、非常にですね、あのころと変わらないノスタルジックな、オーセンティックな、時間が流れていたと言います





21時半になりまして、
待ち合わせ場所に
兄の車が来たので、
友達に別れを告げましてね

運転席の兄に目配せをし、

ドアをガチャっと開けようとしたんですが、


開かないんですね

で、運転席の兄を見ると、

これがですね、



別人でしてね…







マジでビビりましたね…


違います的な感じでめちゃくちゃ手を横に振ってましたねその人

兄にも別に全然似てないんですね
お前だれや!!!って思いましたね


しかも兄の車は白!
って覚えてたのに、ものすごい黒い車だし…

一体どうなってるんだ?



私はとにかく怖くなってですね、
ついさっき別れた友達を追いかけて
「今!今!怖いことが!!」
などと助けを求めたわけですが、


考えれば怖い思いしたのは、
ロン毛の見知らぬ人間が突然ドアを開けようとしてきたあの人のほうですね


そのあと無事兄2人と合流できまして、その話をしました。「確かに目配せをし、確認したんだ」
と、早速、数年ぶりに会った兄たちをも不安に陥れてしまいました



兄たちと車で近くの港まで行き、
車から降りて、夜の海風に吹かれながら1時間くらい喋るという、そんじょそこらのとは比較にならないチルを見せつけました

兄ふたりと港で1時間

これはかなり仲が良いですね…



そんなとこ辞めてやったらええ!!
という後押しもしてもらい
辞めようという意気込みも得ました








Q、今振り返ってみて、最も帰郷っぷりのある1日であったといえますか?


A、はい、そうですね。そうです!




…なんですか?





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