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さよならランキング、ようこそ◯◯キング。(38/40)

世の中ランキングにあふれている。
音楽、食事、観光地、スポーツ、経済力から幸福度まで、あらゆるものがランキング形式で発表されている。
なんとなくランキング上位の方がよい気がするし、google検索も上位の方が信頼性が高いと思ってしまっている節がある。

テレビやネットのメディアは、視聴率やアクセス数などの、ランキングの世界とも言える。雑誌や書籍も発行部数だったりする。ツイッターやインスタは、フォロワー数。そんな世界から生まれるコンテンツも、ランキングの影響下にある。

だから、世の中ランキングだらけだ。ランキングの世界で暮らしているとも言える。学校の試験や受験、就活、転職だって、ある意味ランキング。なんらかの指標によって、順位がきまる。そして、その上位がえらばれる。

テストの点数みたいに数値化された客観性があるものから、なんらかの政治的な力が働いているようなブラックボックス的なものまで、さまざまな指標があるだろう。だけど、すべてのランキングに共通して言えるのが、じぶんとは関係ないところでその指標がつくられているということだ。じぶん以外の誰かが、決めている。もしかしたら、ルールを決めている側のひとも、じぶんで決めている感覚はないのかもしれない。
誰もわからないところで、ランキングがうまれているのかもしれない。

そんな得体の知れないランキングの世界に、ランキングというバイアスのかかった世界に、サヨナラを告げたいと思う。
もっと、じぶんの五感や感性や思考を信じていいんじゃないかなぁ。そこから世界をながめたら、どんな景色がみえるんだろう。

さよならランキング、ようこそシンキング。
ランキングがなくなった世界で、じぶんで感じて考える人になりたい。

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