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仕事を楽しむためにすべきこと

先日私が働く会社の親会社から
メールが送られてきた。

内容は今グローバル全体で取り組んでいる
ストレングスファインダーのようなフレームワークを
私にも受けるように勧めるものであった。

残念ながら英語でしか受けられないので
日本法人でもまだほとんど誰も受けていないらしい。

早速URLにアクセスして質問に答えていく。

20分ほど回答すると質問がおわり、
自分自身のレポートが発行された。

このフレームワークでは
仕事における人の性質を6つに分けており、
その人がそのうちどこに楽しさを感じ、
どこにフラストレーションを感じるのかが
分類される。

それだけならこれまでもよくある類の
自己分析の様に思えるのだが、
このツールの面白いポイントは
職場やチームで自分の性質をシェアし合い、
その性質を参考にしながらチーム編成などに
活かすという点である。

私は過去に自分の仕事上での性質を分析するために
同じようなものを受けたことがある。

だが、それはあくまで自己分析と改善のためだけに
使用してきた。

自分にはどのような性質があるから
どのようなことに気を付けるべきなのか。
そしてどのようなポイントを伸ばすべきなのか。

それを意識することである程度効果はあったと
思ってはいるが、
どうしても仕事が忙しくなると
そのような自分に対する意識は薄れてしまい
気が付くと頭の片隅から内容が抜けてしまう。

しかし、このフレームワークでは
自分が楽しさを感じるポイント、
逆にストレスを感じるポイントが明確になるので
仕事に対するお互いの性質が見える化されて
お互いのコミュニケーションにもつながるし、
チームとして動いた時に足りない部分が
わかりやすくなるのだ。

こうすることで自分がストレスを感じる部分を
その部分が得意な人に任せ、
自分は得意な部分に思い切りフォーカスすることが
できるようになるだろう。

先日なんでもやってみる母さんが
このような記事を書かれていた。

働かれて13年になる会社(大企業)で
新しい仕事のアイデアを企画書にして
提案されたという話である。

詳しくは是非記事を読んでみて欲しいのだが、
仕事の中には好んでやりたいと思えるものと
そう思えないものが混在しており、
そのやりたくないことを我慢することに対する
疑問のようなものがこの話の前提に転がっている。

もちろん仕事なので好きな事ばかりを
するというわけにはいかないのだろうが、
チームでお互いの得意不得意を分担して
可能な限り仕事の中の「好き」な要素を
高くすることならば可能であろう。

だが、それをしようと思うと
上司が部下の性質を知らなくてはならない。

もちろん日常の中でも上司は部下を見て
その性質をある程度は認識しているだろうが、
外から見ている様子と本人が感じる気持ちは
大抵の場合ギャップがあるものである。

まして上司も自分の仕事をしながら
チームメンバーに仕事を任せなければならないので
その精度はさらに落ちることだろう。

それ故に職場で私達は嫌な仕事を”我慢して”
やり続けることになってしまう。

好きこそものの上手なれと言われるように
人は自分の好きな事なら
圧倒的な力を発揮する生き物である。

職場で生産性を上げようとするならば
皆の仕事において「好き」の割合を
増やすことが一番の近道なのだ。

そして生産性が上がり、タスクが終わったならば
8時間労働にこだわることなく仕事を終える。

そうすることでさらに仕事に対する
意欲は高まってくるであろうし、
さらに生産性は上がるのではないか。

今回受けた私のフレームワークの結果について
昨日親会社の人事担当とオンライン面談を行ったが、
その話を聞きながら仕事は
もっと面白くなりそうだと感じた。

冒頭にも書いたように現状は英語でしか
展開されていないものなので、
翻訳の必要はあるが
この取り組みを早急に進めて
仕事を楽しいと思える職場に変えていきたいと
心から思った。

ちなみに自分の結果を自分で見返したときに
自分が仕事でストレスを感じるポイントの一つが
制約を受けたり、監視されることだと書かれていた。

以前から薄々自分でも自覚はしていたが、
こうしてハッキリと文章に書かれると
とても面白く、
今後仕事で自分の感情が動いた際に
色々と納得できそうである。

この面白さは子供の頃によくやった
心理ゲームに似ている気がする。

自分自身のことを知ることは
少しの怖さと面白さがあるのだろう。

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