見出し画像

ずっと読んできた漫画。(大人になってからver.)

ぼくは、こどものころから
あまり漫画を読んでいなかった。
それはなんでだろう? というのはね、
じぶんではよくわからないですが、たとえば、
父も母も本をほとんど読まないので家に本がなく、だからこそ
コミックスを買ってもらうという習慣もなかった。
中学生のころには、ぼくもすこしばかり
漫画を読むようになりコミックスも集めるようになったけど、
そういうような漫画の本って、やっぱり
こどもには値段も安くないし、そして、連載ものならば
冊数もあるしそれだけ厚みもあるので
集めれば集めるほど置き場所にも困る、
みたいな理由もあるやもしらない。

そういうような習慣のままで大人の年齢になったので、
今でもなおあんまり漫画を読んでいないし、そこまで
コミックスをたくさん集めているわけでもないけれど、
でも、大人になってからのほうがさ、
ぼくは漫画を読んでいるようにも思う。

その一番の理由はね、レンタルで
漫画を借りられる、ということだと思っているの。
漫画のレンタルって、昔から
行われていたかどうかはぞんじませんが、
ぼくのなかの記憶では、ぼくの住む地方では
ぼくが20代後半ごろだった十数年前より
始まっていたと思うんですが、それ以来、
レンタルで漫画をいろいろ読むようになりました。

ってゆうふうに思いながらもう年末も近いので
今年をふりかえるとすれば、このごろはね、
ずっと読んできた漫画が完結した作品が多かったなあ。
たとえば、
末次由紀さんの『ちはやふる』は
最終50巻が昨年末発売、
松田奈緒子さんの『重版出来!』は
最終20巻が今年8月発売、
押見修造さんの『血の轍』は
最終17巻が今年9月発売、同じく
押見修造さんの『おかえりアリス』は
最終7巻が今年10月発売。
そしてまた、最終回はまだまだかとぞんじますが
小山宙哉さんの『宇宙兄弟』が完結間近とのことで、
もう、今から、ちょっとさみしげ。。
これらのコミックスはレンタルで読んでいるので、
購入をせず申し訳ない気持ちもぞんじますが、
レンタルがあったからこそ読めて有り難い。

とくにはさ、上記のなかでは押見さんの
『おかえりアリス』という作品は、とくに
物語の終盤が今思えば先日CDリリースなされました
Mr.Childrenのアルバム『miss you』収録の
『アート=神の見えざる手』という曲とリンクしているかのようで、
『おかえりアリス』のストーリーを思い出しながら
Mr.Childrenの『アート=神の見えざる手』のことも
考えたりもいたしております。

そんなレンタルだけでなくって、
購入している漫画もございまして。
そのなかでね、今年完結なされた作品で申しますと
鳥飼茜さんの『サターンリターン』は
最終10巻が今年2月(9巻と同時に)発売なされましたが。
この『サターンリターン』という作品は、コロナ下が始まったころ
くるりのコンセプトアルバム『thaw』が急遽リリースされ、
アルバム収録曲『心のなかの悪魔』のミュージックビデオを
鳥飼さんの作画で制作なされて、
そのときにこの漫画のことを知ったと思うのですが。
1巻を買って読んだら、まじやばい! と感じまして、
それから既刊を購入しながら、そして
新刊が発売されれば拝読をしておりました。

なので、ぼくの中のコロナ下と言えば
たくさんあるのですがそのなかのひとつとしては
くるりの『thaw』と『心のなかの悪魔』と
鳥飼茜さんの『サターンリターン』だなあとぞんじます。

そして、まだまだ
読みつづけてゆきたい漫画作品もあるし、
じぶんがまだぞんじていなくてこれから
読み始める漫画作品もたくさんあるのでしょう。
そんな漫画をね、ぼくは
これからも読みたいんだなあ〜。

ぼくの心のなかの悪魔は
何を 凛と呟くのだろう?

令和5年12月23日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?