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『絵本★百貨展』と「始まった」のこと。

9月17日のぼくのブログでは、そのとき、
ほぼ日刊イトイ新聞で連載されておりました
「谷川俊太郎さんの絵本は、やっぱりすごい。」
を読みながら、あらためて、
谷川俊太郎さんが文を、松本大洋さんが絵を描かれました
絵本『かないくん』を読み直したことを申しまして。
この連載では、東京で開催されておりました
展覧会『谷川俊太郎 絵本★百貨展』の全国巡回展として、
愛知県清須市の清須市はるひ美術館で開催されることを知り、
会期中、是非是非行きたいと思っていて
先日の金曜日、美術館へと行くことができました。

ぼくは愛知県豊橋市で住んでいるのですが、
清須市までは約70kmの距離があり、移動時間的には
高速道路に乗り車で1時間30分ぐらいかな。

ぼくが小学生のころまで住んでいた岡崎市や、
現在住んでいる豊橋市は「三河」で、また、
清須市は「尾張」で、名古屋も尾張なのですが、
ぼくは愛知県民ながら名古屋の街のことも
それほど詳しくないけれども、つまり、
尾張の地域に馴染みがなく、今回初めて
清須及び清須市はるひ美術館へまいりました。

谷川さんの展覧会、素敵だったなあ〜。

ぼくも読んだことのある絵本、
ぼくは読んだことのない絵本、
いろいろな谷川さんの絵本の原画、
谷川さんの絵本にまつわるアニメーションや
インスタレーションの展示、また、
展示室では谷川さんの朗読が流れていたり、そして、
その絵本をその場で読むこともできて、さらには
本棚のスペースではたくさんの谷川さんの絵本を
読むことができて、なんだか、谷川さんの
絵本の世界の中に入り込んでしまったかのような
展覧会で楽しかったです。

本棚の読書スペースでは、子どもさんたちも
谷川さんの絵本をたくさん読んでおられて、
その感じもなんだか良かったな。

先日ぼくが訪れました愛知県刈谷市の
刈谷市美術館にて開催されておりました
和田誠さんの展覧会『和田誠展』の半券を提示すると、
入場チケットが割引になるのですが、この
和田さんと谷川さんの絵本も置かれていて、
なので、『和田誠展』のことも思い出しながら。。
そんなような、つまり、今風で言えば
「コラボレーション」と呼ばれるのかな?
谷川俊太郎さんの「ことば」と
絵を描かれる方の「絵」が合わさることによって、
これらの絵本が作られているんだ!
って、今回、つよく感じました。

展覧会を鑑賞したあとはおまちかね、
ショップでグッズ購入なのですが、
このたび購入いたしましたのは、、

ひとつめは、上でも申しあげました
絵本『かないくん』表紙での
A4サイズの「ペーパーファイル」です。

ファイルを開くと『かないくん』に
登場することばも描かれている。

ふたつめは「詩のポストカード」シリーズより、
絵本『かないくん』のことばのポストカードです。
このことばはペーパーファイルの内に記される場面と同じで、
この【始まった】のことはね、ぼくはまだ
うまく考えられていないけれどとても好きです。

みっつめは、
文・谷川俊太郎さん、絵・junaidaさんの書籍
『ここはおうち』の「大判ポストカード」シリーズより、
「うみは にぎやか」です。
四種のうちひとつだけと思い、とくに
この海の絵がかっこよくて決めました。

よっつめは、
作・谷川俊太郎さん、絵・ 元永定正さんの絵本
『もこ もこもこ』より、
「もこ もこもこのピンズ(3種)」の「にょきにょき」です。
『もこ もこもこ』の映像インスタレーションが素晴らしかったし、
そして、3種のうちこの「にょきにょき」にしたのは
なんかそのときの気分的に! 色も、素敵〜。

そんなこんなで展覧会を観終えて、
ほくほくとした気持ちをたずさえながら、
清須市はるひ美術館をあとにしました。

このつぎに向かったところは、、、

令和5年11月5日

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