何気ない日常が幸せ

普通に会社へ行き、普通に仕事をして、普通に家に帰る。
そんな風景が当たり前になっていることに、我ながら感心するような、平和な日常である。
自分はこの今の環境に感謝をしなければいけない。

電車通勤というのは、非常に楽ちんである。
自分でハンドルを握り、周囲に注意を払いつつ、運転をするというのは、これはひとつの業務と考えていいだろう。
自家用車で出勤すると、保険料やガソリン代も自己負担しなければいけない場面も出てくる。会社帰りにどこかへ寄るときなどがそうだ。

自分もかつては自家用車通勤であった。
新卒で入った会社から営業車を一台割り当てられ、それを土日に使ったりもした。親にせがんでお金を入れてもらい、車を買ったこともあった。
中古のパジェロを買ったのを今でも覚えている。自分の足ができたので、嬉しくて、深夜のドライブを一人で楽しんだりもした。

若い頃はそれでも良かったが、今齢半世紀を過ぎ、だんだん視力も弱くなってきたのを感じると、電車の方が楽だなぁと痛感している。
目を閉じていても、目的地へ連れて行ってくれるのだ。
定期券があれば、途中下車もタダでできてしまう。
途中下車で新しい発見や、新しいお店を見つけたりすると、電車通勤で良かったなぁと思ってしまう。

電車内では、たまに騒々しい乗客に遭遇してしまうこともあるが、全体として見れば、断然、電車通勤のほうがメリットが多い。

今の会社で自由にさせてもらえていることに感謝し、より貢献できるように、より利益を享受できるように、頑張らないといけないと思う、負け犬中年の自分です。。。。。。

（終わり）