見出し画像

セブで1ヶ月だけ語学学校に通ってみた


なぜ行くことになったのか?

遡ること5、6年前…
・英語で仕事をしたい
・海外で働いてみたい
そんなことを考えてから数年が経ちました。

コロナ禍でも以下のようなチャンスもありましたが…

結局は日本に残り、日本のグローバル企業で英語を勉強することを選びました。その選択は今でも間違っていなかったと思っています。

そこから3年ほど経ち、「このまま自分のコンフォートゾーンに留まっていても良いのか」ということを強く感じたため、もっと英語が使えそうな外資系の企業に転職するという選択肢を選びました。
(もちろん他にも理由はありますが、本件とは関係ないので割愛)

転職に際して、有給が1ヶ月以上余っていました。次の仕事で少しでもコミュニケーションの不安を取り除いておきたいと思ったので、フィリピンのセブ島にある語学学校に1ヶ月通ってみることにしました。🇵🇭🇵🇭🇵🇭
(正確には26日の滞在で学校の授業は4週間受けていた形)

今回はそんな学校の話とローカルでの体験談を書いたものです。

学校について

SMEAGというスパルタ教育で有名な学校を選びました。

学校はセブの観光向けに開発されているマクタン島ではなく、セブの街中(セブシティ)に位置しています。

引用:https://phl-ryugaku-apa.com/2023/03/10/area-cebu/

「授業終わりに海で泳ぐぞ!」みたいなことはできず、ある意味で平日は勉強するための環境が整っていたと思います。(ちなみにマクタン島側に別の校舎もあり、そちらは緩いコースしかない)

スパルタというだけあって、朝から晩まで授業がびっしり…

朝6:40からの授業開始なのが一番しんどかった….

実際のところ自習時間が取れず授業で習ったことを消化する時間がなかったので、必須ではない授業を切って自習時間にしていました。(多くの人がそうしていた)

寮生活に関して

基本的に来ている人は寮生活のため(ホテルも選択できる)、毎日3食の提供・洗濯・掃除をやってくれるのは大変ありがたかったです。

1.部屋

3人部屋。リファームされたばかりでそこそこ綺麗だった。
東南アジアにはよくあるユニットバス。お湯が出る!水圧は弱め。

日本にあるようなエアコンはないですが、窓用エアコンと天井にある大きいファンで十分快適でした。また、写真には映っていませんが、冷蔵庫と個人ロッカーがあり便利でした。

2.ご飯

ビュッフェ形式で好きなものを食べれる(種類はそんなに多くない)
この日は韓国フェアで韓国ラーメンやチヂミが出ていた。

東南アジアだと思って舐めていましたが、思っていたよりは美味しかったです。ただ、脂っこいものが多かったり味付けがちょっと変だな?というものもあり、体調を崩す人もいました。(実は自分も…)

3.ジム

専用の部屋が用意されており、エアロバイク・ランニングマシーン・筋トレ器具…etc. と色々あるのは良かったです。

メンテナンスされておらず、壊れている機器があり、ちょっとだけ残念

基本的に平日はあまり遠くまで出歩けないので、週2回の軽いストレッチとエアロバイクをやって汗を流しました。🚴‍♂️

学校周辺の施設

どこか遊びに行くには車は必須という感じでしたが…徒歩圏内にもレストランなどはチラホラとあって良かったです。

- Jollibee / ジョリビー

フィリピンでは、マックを超えるシェアを持つファーストフード店で、日本人にも合う美味しさでした🍔

赤い蜂がトレードマーク
とにかく飲み物が甘い..笑

- Chowking / チョーキン

フィリピンで有名な中華で、実は親会社が1つ前の Jollibee と同じ 🇨🇳

味は本格中華よりで日本人好みではないかも?
ハロハロ(かき氷)は美味かった🧊

- Itealicious Milk tea

明らかにこの学校ありきで(日本人や韓国人をターゲットにして)開業しているお店でしたが、タピオカやゼリーを入れてくれたりと、とても美味しかったです 🍹

100PHくらいでリーズナブル。パッケージも綺麗。

- AYO AYO

カフェ, バー, サウナ, マッサージが楽しめる複合施設で、日本人がオーナーということもあり、お店はとてもしっかりしていました。

カフェでは日本食を注文できて、クオリティもそこそこでした🍳

ぎょうざ & 親子丼

- AutoGAP Detailing and Carwash(野外飲み屋)

昼は洗浄屋さんをしているところが、夜だけ野外のバーを開いていて、ライブ演奏もあったりと最高でした🍺

フィリピンビールは飲みやすかったのでオススメ

その他・レストラン事情

- マック・バーガーキング

外資系の企業も一定数は進出しており、他にもドミノピザとか炭水化物が多かったイメージ🤔

ジョリビーもそうだが、バーガー屋さんには米のメニューが必ずある。味はそこそこ。

- Bo's Coffee

フィリピンのスタバみたいな珈琲屋さん。メニューもスタバっぽい。

激甘だったチーズケーキ。

- セブンイレブン

日本ではお馴染み、フィリピンでも結構な店舗数を見かけました。個人商店もチラホラありましたが、それでもセブンの多さには驚きました。

謎の肉まんやホットドッグが売られていた。味はまあまあ。

- Grab Delivery

東南アジアだからなのか Grabのシェアがすごく、タクシーに加えてデリバリーも行っていおり、安くて便利!

学校のカフェより安いので、Grabでコーヒーを頼む人もチラホラ見られた

観光に関して

南国なのでマリンアクティビティが有名だが、自分はそこにあまり興味がなかったので、島を巡ったり、モールでゆったり買い物したり、という感じでした。

- セブシティツアー

学校が主催して、いくつかのポイントを回ってくれた。普通に回るとかなり高いので、学校のツアーはオススメです。
(Sirao Garden → Little Kyoto → Top off Cebu の順番)

日本人なのにフィリピンの京都(風)に訪れるという…

- セブ市内の観光名所

歴史的な背景から昔のスペイン占領時代の名残が残っており、観光名所にもなっている。

- マクタン島

基本的には貧困対策としてビーチは有料で、今回はプライベートビーチの方へ行ってきました。あとはアウトレットでのんびり買い物したり、スローライフを満喫 🏖️

昼寝したり、ビール飲んだり 🍺

- ボホール島

船で2時間ほどかかる島で、世界最小(10cmくらい)のサルがいる 🐵

川下りしたり、丘を登ったり、自然を満喫できる🌳

行く前と後での変化

- 英語に関して

ぶっちゃけ英語のレベルはあんまり変わってないというのが正直なところです。もちろん、1ヶ月では短いと言うのもあります。

卒業の証明書

前提として、自分はビジネス初級レベル(TOEIC 800, CEFR B1+)の英語で感じたことですが…

座学に関しては日本で英語の教科書を読んだ方が早いということです。

使っていた教科書

一定レベルの基礎がある人は、スピーキングのアウトプットを中心にした方が話せるようになるだろうなと感じました。

- 日本へのイメージ

近年、日本は円高で停滞していると言われていますが、フィリピンの生活や貧困を目にして、日本って恵まれていることを改めて感じました。

学校の先生は、月の給料が3,4万ペソそのことでした。日本円にすると10万円前後で年間120万円です。フィリピンの平均年収が138万円なことを考えても、フィリピンってこんなにも貧しいのだなと感じられずにはいられませんでした。
(セブはマニラと違って地方都市なので多少は安いのかも?)

また、どんな先生も「日本人は金持ちだ」と口々に言っています。「いつか日本に行きたい」「海外に行きたい」という人も多かったです。先人たちが築いてきた日本のイメージはすごいんだなと痛感しました。

最後に

英語のレベルは変わった気がしないですが、海外に長期で滞在するという良い経験ができました!また、違う国で1ヶ月くらいやってみたいなと思いつつ…

しばらくは日本で頑張ります!

貯金します!