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E資格取得者が2名誕生!@AI都市札幌

こんにちは、ヒューマンクリエイションホールディングスの広報・IR担当です。
グループ会社であるブレーンナレッジシステムズの北海道支部(札幌)より、「E資格」の取得者が2名でたと連絡を受けたので取材に行ってきました。

左:石田さん、右:池田さん

E資格とは?

「E資格」とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施するAIに関する資格のことで、同協会が実施する資格試験に合格することが条件。難易度の高い資格として知られています。
今回、ブレーンナレッジシステムズ 北海道支部の2名のエンジニアが資格を取得しました。彼らは日々の業務で使用したことがなかったものの、「AIは今後必ず必要になる」とE資格にチャレンジしました。

AI都市札幌の育成プログラムに参加

平日は通常業務がある中で、E資格の取得を目指すのは簡単なことではありません。
石田さんと池田さんのE資格取得のきっかけとなったのは、札幌市と一般財団法人さっぽろ産業振興財団が運営する、Sapporo AI Labの「E資格チャレンジ」だったと言います。
Sapporo AI Labでは「札幌AI人材育成プログラム」の一つとして、DX推進やAI活用に向け実践力を備えたAIエンジニアを育成する「E資格チャレンジ」制度を推進しており、彼らは見事、受講試験を突破して「E資格チャレンジ」のプログラムを受けることが出来ました。
この「E資格チャレンジ」はAI学習のためのカリキュラム・動画の提供はもちろん、講師への質問制度に加え、それらに関する受講料やE資格受験費用をほぼ負担してくれるという制度です。

「勉強する社風」も後押し

この「E資格チャレンジ」を知った石田さんが、若手の池田さんに声をかけたのが2人のチャレンジの始まりでした。
「ブレーンナレッジシステムズはエンジニアが約9割の会社なので、有志でやる勉強会が盛んです。池田さんとも共通の勉強会に参加したりしていて、彼がAIに興味があるということも知っていました。
私もAIは取り組んでみたい分野の一つでしたが、独学でやると時間も金銭面での負担も大きくなります。この「E資格チャレンジ」制度を知って、めったにない機会だから一緒にやってみようよと誘いました。
エンジニアにとって新しい知識を覚えていくことは、年齢に関係なくうれしいものです」と石田さん。

個人の努力と仲間の支え

AIの歴史から実践までを学べて、勉強自体を楽しめたという池田さんは次のように語ります。
「受講者同士のコミュニティも勉強するうえで大変助けになりました。平日は仕事の後に2~3時間、土日は4時間程度の勉強時間を確保して挑みましたが、仕事が忙しかったりでなかなか手が付けられない時もあり、受講者コミュニティでみんながどれだけやっているか、どこが難しかったかなどを知って、自分もやらなきゃという気持ちになりました。辛い時に支えてくれる仲間として親交が深まり、今でも交流があります」

E資格を取ってから

今回のE資格取得を通じて、池田さんはAIへの手ごたえを口にします。
「資格に挑戦する前はAIはブラックボックスでしたが、今は各種コンペティションに参加できるまでになりました。
これまではAIというと流行ったり廃れたりとなかなか定着しませんでしたが、これからの社会には実装されていくと考えています。これからも勉強を続けていきます」

マネジメント職としてエンジニアの育成も担う石田さんは、今後も「E資格チャレンジ」制度を社内に紹介していきたいと言います。
「E資格を取得して終わりということはありません。池田さんと社内勉強会も立ち上げました。『E資格チャレンジ』の選考試験もハードルが高いですが、後進育成の立場としては多くの人にチャレンジしてもらいたいと思っています」

池田さんが「E資格チャレンジ」修了者として取材を受けました

「E資格チャレンジ」を推進するSapporo AI Lab(運営:札幌市、一般財団法人さっぽろ産業振興財団)より、池田さんがモデルケースとして取材を受けました。

「E資格チャレンジ」制度をどう活かしたか、どんなふうに勉強をすすめたかが紹介されていますので、ぜひインタビュー記事もご覧ください。