作った本の記録「歌集コトノハ」(再版分)
初版のコンセプトが書肆侃侃房の現代歌人シリーズにどこまで寄せられるかだったので版型は四六判変形(書肆侃侃房の現代歌人シリーズとほぼ同じサイズ)です。表紙の紙はペルーラスノーホワイト(パール光沢の紙)にクリアPP貼り、諸事情により装画も自分で描きました。と言ってもフリー素材の写真をトレスしただけなんですけどね。
扉付きです。写真だと白くなっちゃいましたが扉の紙は色上質さくらです。なお初版はポルカレイドという特殊紙でした。元ネタの現代歌人シリーズと恐らく同じ紙。下記リンク先見てもらうのがわかりやすいかと。
https://www.starbooks.jp/doujin/paperinfo/paperInfo.php?indSearch=275
本文がこちら。紙は書籍用紙(淡クリームキンマリ)という文章メインの同人誌ではお馴染みのちょっと黄色みがかった紙です。歌集だとそこまで文章がぎっちりでもないので一概には言えませんが、小説などの同人誌の本文用紙は必ず淡クリームキンマリなどの少し色がついた紙を使うことをおすすめします。なぜなら真っ白い紙だと目がチカチカして文章読みづらいです。
印刷所はちょ古っ都製本工房です。
とにかく安い。初版が凝り過ぎて1冊2000円くらいになったので再版はなるべくボッタクリ価格にならないように考えた結果です。BOOTHで売っているので買ってね！
何気に変形サイズが自由にできる。実は変形サイズがオプションじゃなく自由に利く印刷屋ってそこまで多くないんですよねー。
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