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日本保育学会第75大会自主シンポジウム参加レポート

また一歩「訪問保育のインフラ化」へ

NPO法人日本ホームチャイルドケア協会の参納です。

2022年5月15日、保育学会の第75回大会の自主シンポジウムで発表をさせていただきました!

長文ですがおつきあいいただければ幸いです。

なぜ発表しようと思ったのか

これまで訪問保育というと、いわゆる「ベビーシッター?」「家政婦さん?」と聞かれたり、「誰でもできる仕事なんだよね」と言われたり。

私自身もベビーシッターを始めた当初、訪問保育がまだ日本に根付いていない頃で、「ベビーシッター」と名乗ることを恥ずかしいと思っていた時期が実はありました。

最近では少しずつ認知が広がってきましたが、なかなか保育の専門性がある仕事とは認識されにくく。

その背景として

施設型保育は様々な分野で研究が進んでいるけれど、訪問保育の質を高めることについては学術的に研究されることはほぼない、という現状が関係しているのではないか、と考えていました。

誰か、研究してくれる先生たちいないかな??

なんて思っていたのですが、いないなら自分たちでやればいい!!と思ったのです。

そんな風にふと思ったところから、3年目にしてついに一歩踏み出すことに!

初の自主シンポジウム開催へ

本日、日本保育学会の第75回大会の自主シンポジウムで発表させていただきました。

学会で発表することに縁もなく、
論文を書いたのは卒論以来(それも20年以上前・・・)。

そんな私ですが、話題提供してくださる方がいたからこそ
今回の自主シンポジウムが実現しました!

15時半~16時半

60分という短い時間ですが、6名の方が聞きに来てくださいました。

この人数は他の自主シンポジウムと比較したら少ないのですが、

それでも、関心を持ってずっと聞いてくださったり、質問してくださったり。

どれだけ勇気をいただいたことか。

終わった瞬間、感無量。

涙が込み上げてきました。

そしてそれを実現できたのは

話題提供してくださる方、聞きに来てくださった方、運営してくださる方、そして、NPOの仲間や応援して支えてくれる仲間がいてくれたからこそ。

本当に、私一人でできることを遥かに超えたことができたことに、感謝の気持ちでいっぱいでした。

今日の日を起点に

そして、訪問保育の質向上に向けて研究調査をし、来年も発表するぞー!と決意を新たにした次第です。

もし、ともにやってみたい!という方がいらっしゃれば、ぜひ声をかけてください。

ちなみに、今回の話を聞きたいよーとリクエストくださる方が多くいらっしゃったので、来月アフタートーク的なイベントを企画予定です

それはまた後程お知らせいたします。

長文お読みいただき、ありがとうございました!

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