視野が狭い個人意見は本当いらない

たまに、ただ嫌だったと思う記事を書いていて
今日がソレ。
明日もソレ。かもしれないが
吐き出したい気持ちを書く。

先日、知人と花見に行った時に
こんな話になった。

「子どもは育てたように育つ。
手を掛ければ、手がかかる子どもに育つ」

という話を聞いた。

これは筆者の子ども二人が不登校で少々ADHDだと思っている
という話をしてからの話なのだが、
（筆者はADHD、魚座、A型と同じ感覚で捉えてる）

聞きながら、疑問と嫌悪感しか無かった。

私は母親の仕事がクラブのチーママをしていたこともあり
幼少から稀有な物事に合うことが多かった。

家にいつもホステスのお姉さんが居たが
お姉さん達はだいたいがヤンキー、不良な人たちで
限りなくブラックに違いグレーな世界に包まれていた。

小学３、4年のある日、母に
「これ大事な書類やけんっ、○○おじちゃんのところに
もって行くけんついておいで」と言われて連れて行かれた場所は
拘置所だった。そこに知り合いの○○おじちゃんが
いて、なぜか中に入り私が手紙を渡すのは私だった。

その時に、留置所のロビーなのか？待合室なのか？
簡易な椅子があって、そこに老婆が座っていた。

その老婆と母は話し込み始めた。

老婆と母も顔見知りらしい

「今年もう８６ですよっ、ばってん（だけど）
毎日　来よっとですたいっ（来てるんです）」

「あんたもよーーするね（よくやるね）」と母が言うと

「親やけんね、ちーんかこっから（小さい時から）あんまい（あんまり）
世話しとらんけんっ、こげな（こんな）目に合うとやろっ」

老婆は昔、母と同じクラブのママをしていたようだ、
息子は薬の売人で、初犯では無いようだった。

この老婆は小さい時に寂しい思いをさせたのだろうと
言っていた。だからか息子から「こげんなったとも、おまえのせいたいっ
（こんな風になったのもおまえのせいだ）」と言われるようだ。

まぁそれは無茶苦茶な言いがかりではあるが。

老婆は、「子どもは可愛か時に可愛がらないかんよっ
あんたも子どもばかわいがりんしゃい。自分のこつだけでなーごとね」
（あんたも子どもを可愛がりなさいよ、自分のことだけじゃないようにね）

と母に言ってた。
その記憶がすごく鮮明で。

その時、母が「忙しかけんね」と一言だけ言っいた後ろ姿と一緒に
なぜか夢を見ることもあるほどだった。

「子どもは育てたように育つ。
手を掛ければ、手がかかる子どもに育つ」

そこで、この言葉なんだが…。

あの老婆は「手を掛ければよかった」と言ってたし
少年犯罪の多くが「親の愛情に飢えている」子が多い
というデータも見たことがある。

手をかけるというのが、
自分の思い通りにしたくて
あれやこれやと操作する。ということであれば
それは、歪な成長を想像してしまうが

「子どもは育てたように育つ。
手を掛ければ、手がかかる子どもに育つ」

とは思えない。

育てたように育つ。

本当にそうだろうか？

どうしてそんなにも分母を大きく
正解のように言うのだろうか？

また、不登校にしたのは　あなた（母親）のせいだよ
と言いたいのか。。。

その時、どうして
そんなにも　不透明でなんの立証もない言葉を
言って私に何と思せたいのだろうか？

と嫌悪した。

子育てについての話って
その子と親だけ問題じゃない。

母方の母親と父親の関係と
父方の母親と父親との関係と
母と父のその時の生活、二人の関係、地域
時代、すぐに思いつくのがこれだけで
本当はもっと沢山ある　色んな要素が
あいまった　関係なのだ。。。

どっかの誰かが言った
まるで、告知のコピーライティングか？
というような印象を与える言葉を
アドバイスのように　言わないでもらえるかなと
思った桜の会でした。