志望校さげるべきでない。②
さあ、来ました第2弾です。
前回は追い込まれてるかつ、偽りの自分を繕うに必死な僕の話。
成績が伸びず、冬まで来ました。
冬季講習は普通の塾プラス某K塾の冬季講習にも参加しました。金かかってるなー俺。英語と現代文を受けたけど、まあまあわかりやすい。でも、英語に関してはわかる範囲だったし、現代文も普段の塾で聞いてることとしょーみかわらん。教え方がわかりやすいだけで、中身は同じだった。確か1回サボってる。でも、授業以外に自習室がずっと開いてることはかなりのプラスだった。年末年始、普通の塾は閉まってるが某K塾はずっと開いていた。雪の降る三が日も電車に乗って自習室にこもった。地下室は電波も入らないから、かなり集中できた。お昼のお弁当は前日の残りを弁当に詰め込み、持ってった。こんなに勉強しないといけないのかよ。ってことは一つも思わず、ただがむしゃらに合格に向けて勉強した。こんときのおれ、よく折れずに頑張ったな。抱きしめてやりたい。
そんなこんなで滑り止めの受験日が来た。
手応えありすぎて、落ちるわけないと思った。結果は8割ぐらいとれてて当然合格だった。でも、滑り止めだから興味もない。ただ志望校に行くことだけ考えた。志望校の前期受験日は全て受けた。手応えはあんま良くない。塾での自己採点もしたくなかったけど、するしかなかった。気まずい空気が流れてたのは覚えてる。親には普通ぐらいと落ちてるなんて言えるわけがない。合格発表当日も見たくないけど、一応確認。当然落ちてる。周りはみんな受かってた。俺だけおちてた。とりあえず後期受けますって伝えた。みんなは合格発表に来るなか、俺だけ後期入試向けて勉強。かなり辛い。でも折れなかったし、泣くこともなかった。後期は英語と現代文だけだったから、前期入試より有利。でも、みんなそれは同じだった。短い間だったし、問題いっぱい解くよりも現代文では漢字や四字熟語、ことわざ、英語では単語、文法とすぐ身につくことだけたーーーっくさんした。とりあえずやりまくった。卒業式でみんながわいわいするなか俺の頭には受験しかなかった。みんながユニバに行くなか俺は自習室。みんなが合格ツイートするなか俺は単語帳と睨めっこ。とおとお塾で最後の授業が来た。先生も必死にめんどう見てくれた。この先生は同じく、いや俺以上にポンコツ高校生だったらしい。赤点とりまくって、部活停止くらったり、でもそこから死ぬぐらい勉強して大学に行ってる。たまたま俺と同じ志望校。なんか綺麗事言わず、自分で考えてモノを言ってるとことかすごい親近感があった。そんな先生との最後の帰り道。俺をすごい褒めてくれた。よくここまで1人で頑張った。辛かっただろう。結果はどおであれ、ここまで頑張った君を尊敬している。明日は頑張ってくれと。いや、そこは絶対合格できる言わんのかい。でも、そこも彼らしい。その帰り泣きながら、自転車を漕いだの覚えている。心の中で先生にすごい謝った。こんな生徒ですいません。できの悪い生徒ですいません。迷惑かけてすいません。めちゃくちゃ泣いた。でもこれも明日で終わる。。
この日は寝る前も泣いたのを覚えてる。
知らない間に寝てて朝だった。
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