音楽を聴きながらの勉強してもいいんじゃないかな?
こんにちは。HBです。
今日は「音楽を聴きながら」の勉強について。
私は過去にTwitterで高校生から「音楽を聴きながらの勉強をしてもいいのか?」と質問を受けたことがあります。
その時、迷わずに即答しました。
「音楽を聴きながらの勉強は効率が落ちるから避けた方が良い」
簡単な謝意を述べられたそれ以降、質問がくることはありませんでした。
「エビデンス・ベースト」を掲げる私には、科学的根拠に基づいた一般論をそのまま伝えたつもりでした。
その高校生はメンタルがかなり弱い(うつ病診断されている)子で、受験生でもありました。
改めて振り返ってみると、彼は
「音楽を聞きながらでも勉強してよい」
といった旨の解答を期待していたのでしょう。
実際、中学時代に私も勉強だけにどうしても注意が向けられない、外界から余計なことを考えてしまう自分自身の注意を内面に向けるために音楽を利用して1日に12時間をほど勉強していました。
その時のエピソードと第一志望に合格した過去のことを話してあげればよかったなと思いました。
特にメンタルが弱かったり、弱くなくても落ち込むことがあって一時的に弱ってしまっている学生は自分の嫌なところや嫌な経験に目が向いてしまい、目の前の勉強のみに集中できないなってことが往々にしてあります。
エビデンスは大事。けれどもそれだけでは血の通っていない言葉になってしまう。
臨床的な側面も大事にしながら伝えたいとその時のことを振り返ってみて思いました。
今改めて伝え直すのならこんな感じになるのでしょうか。
「音楽を聴きながらの勉強は脳の負荷が大きくなってしまうから基本的に効率は落ちるよ。でも、音楽には気分を高める効果があって勉強前や休憩中に聞くと勉強効率を上げることができることがわかってるんだ。
ここまでが科学的に正しいと言われていることね。
でも、受験生は長時間勉強しなくてはならないし、その間音楽なしはどうしてもきついと思う。だから、音楽を聴きながら勉強してもいいと思うよ。
実際僕も音楽を聴きながら勉強をして第一志望に合格してるし、余裕があったら音楽なし、または復習の時だけ音楽を聴いてよいとか工夫してみるとよりいいかもね!応援してるよ!」
ちょっと冗長な上に文章が硬すぎるでしょうか💦
実際はやり取りしている中なので、相手の反応に応じて区切ったり、伝え方を少し変えると思います。
そんな過去のちょっとした後悔からエビデンスに対する向き合い方と伝え方について考えてみたお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた次回👋
※写真はみんなのフォトギャラリーより。すいかねこさんから拝借させていただきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?