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移民なき時代、世界で人材争奪 「低賃金で来ず」常識に

私が普段疑問に思っていたことが記事になっていたので、ご紹介します。

要約すると…
・UAEなど「高所得」の外国人にビザを与え、消費と定住を期待する政策に舵を切る国が増えている
・先進国での人口増加は移民頼みの状況
・優秀な人材を採用するため、国外からリモート勤務で採用する動きもある

某有名外資系企業で働いている友人が「タイからフルリモートで働いている同僚がいる」と言っていました。
優秀な人材を確保するためにリモート勤務の整備は必須と言える状況だと思います。
その中で私は「言葉はどうなるんだろう」と疑問に思います。

外国から優秀な人材を確保するためには英語を共通言語とする必要が現状あるのではないでしょうか。
もちろん日本語を話せる人物もいるとは思いますが、世界各国優良企業と優秀な人材の奪い合いをするのであれば、「英語で仕事をできる」という環境は一気に選択肢としてのハードルが下がると思います。
日本企業は優秀な人材を確保するためにもユニクロのように英語を共通言語とするという必要に迫られる日が来るのではないでしょうか。
(それは大変なので早く自動翻訳機の精度・スピードが上がることを期待しています)

この記事の中ではニュージーランドの例も示されていました。
特産品のキウイの生産に対して「作業を低賃金労働者に頼り、機械化に足踏みしてきた」として、低賃金労働者の入国を制限し高スキル人材を重視する方針を打ち出しています。
人口減少が確実な中、機械化による作業の効率化も必須と言えると思います。

日本は業務の「英語化」「機械化」ともに諸外国に比べて遅れていると感じます。
それは日本人特有の焦りのなさ、お上頼みの精神があるような気がします。
なんとなく誰かがやってくれる、なんとかうまくいくそんな他人頼みの精神があるのではないでしょうか(その傾向は選挙の投票率に現れていると思います)。

日本という国は人材は優秀、会社も優秀。
問題は政治がうまくそれらを調整できていないことだと思います。
私はそれらを覆す第一歩としてデジタル庁に大いに期待を寄せています

縦割りや非効率を見直すこと、戦略的にこの国が生き残るための土台作りをしてくれることを期待しています。
日本という国が日本らしく生き残るためには、今の諸外国の流れにキャッチアップすることだと思います。
私達も変わる覚悟を持って暮らしていくべきだと書きながら感じました。

次回は「この国での働き方」について 2021年12月13日(月)配信予定です

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