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NTT、半年で単身赴任800人以上解消 テレワーク拡大

今日も日経新聞の記事から思ったことを書いていきます。

要約すると…
・NTTは2022年7月にテレワークが可能な社員について、「勤務場所から片道2時間以内の居住」の条件をなくし、それによって800人以上が単身赴任を解消した。
・現在、制度の対象は主要グループ会社の半数に当たる3万人だが、23年度以降グループ19万人に順次拡大していく。
・遠隔地での就業は上司や同僚と対面する頻度が下がるため、若手の中には出社中心の部署への異動を申し出る社員もいる等課題はある。

NTTの他にも、ヤフーや富士通などの大手がどんどんテレワークを進めているそうです。
私だったら働く場所を選べる会社で働きたいので、こういう制度が整っている会社に転職したいのですが、「SEじゃないんだよなぁ…」と尻込みしてしまいます。
ふとこの記事を読んでいて思ったのですが、今から私(38才)がIT技術を学んで転職して、地方で働くことって可能なのでしょうか?

昨今ITの人材不足が言われていますが、私のように「働く場所を選びたい」という理由でSEに転職する人、これから増えるのではないでしょうか?
知り合いで看護師からSEに転職した人がいますが、彼は「看護師という仕事で精神的に疲れてしまった。これからの時代はITだと思って学び直しをした」と言っていました。
彼の場合は「前職が嫌になって」というパターンでのリスキリングですが、そうではなくて「働く場所を選べるから」という理由でITスキルを学ぶ人がこれからどんどん増えるのではないでしょうか。

その彼は結果的に働く場所に縛られなくなったので、千葉の少し奥の方に引っ越してしまいました。

これからは本当に多様性の時代になるんでしょうね。
都心で刺激が多い中で働く人、地方でゆったり過ごす人、いろんな生活スタイルが確立していく中で、正解は対比では決められなくなるのでしょう。
「私はこういう生活をしたい」「こういう環境が居心地いい」と自分で決めていくことを求められる時代になるのでしょう。

前にも話しましたが、1948年生まれの父が「俺の時代は20代で結婚して子供を二人もうけて、家を建てるというわかりやすい成功パターンがあった。それがないお前の時代は大変だな」と言っていました。
でも私みたいな臆病者のへそ曲がりは、そんな成功パターンに縛られない今の時代のほうが向いているかもしれません。
うん、人と比べても仕方がないので、自分の目の前のことを大切に毎日過ごしていこう。

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