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塩野義製薬、20代でも課長に 年功序列脱却へ新制度

今日も日経新聞の記事からお話します。

要約すると…
・1年単位で昇格と降格ができるようにし、最短で入社5年目には課長級の役職に就任することができる
・研究業績のある意思など専門性の高い人材については、社長の年収を超える給与を払う仕組みも整える
・育児休業後に復帰しても1年で成果を出せば昇格することができる

すごくいい取り組みだと思います。
私は先週ちょうどメンターと第3クオーターの振り返り面談をしてきました。
私が勤務している会社はメンター制度というのを取り入れていて、主任クラスが2~3人のメンターとなり、課長クラスが3~4人の主任のメンターとなり、四半期に一回人事面談をする制度を取っています(個人的にはメンターっていう言葉の使い方を間違っている気はしています)。

今回の面談でメンターが「もっと自己評価をあげていいよ」と言ってくれたので、今回は強気で自己成長シートを作成しました。
…というのも、私の勤務先の制度は「成長し続けなければならない」仕組みとなっており、同じグレードで何年も止まってしまうとお給料が伸びにくかったり、降格してしまう可能性があるからです。
今のメンターは私が契約社員として6年くすぶっていたのを知っているので、「さっさと評価を上げてどんどん上に行こう」と言ってくれます。

とは言っても、私のような一般職が地域総合職になるには良い判定を2年連続で受ける必要があります。
記事の中で塩野義製薬は「従来は3年平均評価で昇格や降格を人事部が決めていた」と書いてあったので、似たような状況だったのかなと思いました。
1年単位で評価するって結構リスクもあるとは思います。

いい年だって悪い年だってあるわけだから。
でも2,3年頑張り続けるのもけっこう大変じゃないですか?
「一時的なものではなく、平均値でみる」というのはごもっともですが、1年だって結構長いし、そこで十分評価はできるよなーと今回の記事を読んでいて思いました。

また、優秀な人材に対して社長以上の給与を設定するというのも画期的だと思います。
「優秀過ぎて会社の仕組みだと給与が低くなってしまうので、あえて業務委託の形で契約している」という話が最近、増えていることを聞きました。
優秀な人をつなぎとめておくためにお金はとても大切なので、こういった大胆な改革は評価していいと思います。結果がたのしみな改革です。

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