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ゲーム「新すばらしきこのせかい」感想

 前作「すばらしきこのせかい」をクリアし、続けて続編である「新すばらしきこのせかい」もプレイしてみることにしました。前作をSwtichでプレイしたことにより不満たらたらな私。本作ではどうなるか!?
オチを言うと、最終的に楽しめましたっていう感想です。

ジャンル:アクションRPG
プレイ時間:44時間
媒体:Nintendo Switch


■ 前作のクリア必須

 前作とつながりがあるので、クリアは必須です。前作の意味深な隠しエンディング(リメイクで追加)からつながっているのが本作になります。
この感想を見てるということは前作を少なからず知ってるだろうということで簡単に概略を書いてしまいますが、前作は生き返りを賭けて死神ゲームに挑み、騙され続け、なんやかんやあって渋谷崩壊という流れになってしまい、なんやかんやあって何故か生き返れた。けれど隠しエピソードで主人公のネクは行方不明っぽい形で終わった、というのが前作でした。

一応前作の感想も載せておきます。


■ あらすじ

 公式サイトから引用します。

いつもと変わりないはずの渋谷。
主人公のリンドウにとって、その日の渋谷は何かが違い、何かがおかしかったのかもしれない。

スクランブル交差点で始まったサイキックバトル。
そこから逃れたはずのリンドウの前に、死神を名乗る少女が現れる。
死神のゲームへようこそ、と彼女は言った。

まさかゲームで酷い目に遭わされることはない…
軽い気持ちで参加したリンドウ、そして友人フレッドの2名。
しかしゲームを始めた2人は、違和感を覚え始める。

自分たちがいるこの渋谷は普通じゃない!

戸惑う彼らに突き付けられたのは勝てなければ自分の存在が消滅する、というルール。
UG(アンダーグラウンド)と呼ばれるもうひとつの渋谷で他の参加者たちと順位を争い、トップを取って生き残らなければならない。
果たして彼らは元の渋谷に戻ることができるのか――

STORY

 前作から3年後の世界の渋谷。再度渋谷の街で死神ゲームをやることになり、しかしゲームの主催者や運営者が様変わりしている形となってます。

これ以上ストーリーについて語ろうとするとネタバレになってしまうので、他の要素から語っていこうと思います。


■ PS4かSwitchかSteamか

 私が購入した当時はプレイ可能媒体がPS4かSwitchでした(確認したところSteam版もあるらしい)
私は前作をSwitchでプレイしたため特に何も考えず本作もSwitchで購入しましたが、基本画質が荒いので綺麗な画像を見たければPS4かSteam版が良いのではないでしょうか。
まあ、会話は2Dだし、画質の綺麗さの恩恵を受けるのはフィールド画面とバトル画面、あとムービーなので、どっちでも良いんじゃないかな~とはSwitchユーザーとして思います。


■ ゲームシステム

 公式のトレーラーがネタバレしない範囲でわかりやすい感じなので載せておきます。

会話は前作からちょっと異なる

 前作の会話システムが可愛くて好きでしたが、本作はちょっと違います。より漫画のコマ割りに近いような?前のセリフが表示されなくなりました。でも本作も可愛くて好きです。

© SQUARE ENIX CO., LTD.

演出がかっこいい

 会話演出含め、全体的に演出がかっこいいのですが、前作ほどの感動はあんまり無かった気がします。慣れかな。
でもやっぱりBGMです。サウンドが本当にかっこいい!

UIが見やすくなってる

 結構見やすくなってて良いです。前作は細かい表示でしたが、本作は大きく表示されるので見やすい。

それとありがたいことに、次にどこ行くかというのが表示されるので助かります。プレイする期間をあけると忘れがちなのでね!

© SQUARE ENIX CO., LTD.

マップ

 マップは前作よりかなり見やすくなってます。店の情報も同時に表示してくれるので「あの店はどこにあったっけ」と迷うことがありません。うーん楽!

© SQUARE ENIX CO., LTD.

ちなみにフィールド画面にも左下にミニマップが出てきてくれています。

© SQUARE ENIX CO., LTD.

キャラクターボード

新たに追加されたシステムです。とは言っても前作も「店の好感度を上げて隠しアイテムをゲットする」ということはやっていたので、それの進化系かな。
絆の力で能力をゲットできる、結構重要なシステムになってます。

© SQUARE ENIX CO., LTD.


■ 戦闘システム

 前作同様バッジを利用して能力を発動します。前作はネクが様々なバッジを複数付け、パートナーキャラの能力を条件を満たせば使える、という形でした。ネクは特殊な主人公なのでバッジをたくさん付けられましたが、本作では違います。バッジは1つのみ。ただしどんなバッジでも付け替えられるのでかなり異なります。

チーム戦

 本作はチーム戦です。バッジは1つしか付けられませんが、数が増えるごとにつけられるバッジも増えていく。お得な感じです。この画像では3個のバッジをつけてます。

© SQUARE ENIX CO., LTD.

難易度

 難易度は途中で変更できるようになりますが、前作ではEASY・NORMAL・HARDを設定すればレベルは無視して行けたと思います。良い感じに今のレベルに同期してくれてた気がする。たぶん。うろ覚えです。
 本作ではレベル上げをしないとドロップ倍率も上がっていく……つまり、レベル上げをしないとNORMALでも推奨レベルから離れてどんどん難しくなっていきます。中盤、これに全く気付かず、なぜかドロップ率が跳ね上がってるし、こいつら急に固くなってるし、一体どうしたんだよ……と嘆いていました。レベリングしろ!というシステムからのお達しだった。

バトルの操作性

 めちゃくちゃ改善されてました!!
Switchでは、X、Y、R、L、ZR、XLボタンをバッジで使うことになります。そのため、最終的にコントローラーを手全体で握りこむ形になります。なのでSwitchだったらジョイコンをコントローラーの形にすぽっとはめ込んだ方がいいし、別途コントローラーがあるならそうした方がいい。携帯モードやジョイコンのみは絶対にやめた方がいいです。手が痛くなるので(経験談)

ただ、操作性が良くなったと言っても、バッジの相性が合わないものをセットすると操作性がめちゃくちゃ悪くなります。例えば突進系のバッジと、敵がいた場所に継続範囲攻撃をするバッジとか。これだとせっかく範囲攻撃するものを置いたのに突進系で敵に突進すると範囲から出てしまうので意味がなくなる、みたいな感じです。
 これが結構面白いと感じたところでした。自分がプレイしやすいバッジをセットするのがおすすめです。バッジ同士の相性もそうだし、自分と相性が良いバッジをセットすることも大事!

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特殊能力

 実は本作ではバッジの能力以外の特殊能力がキャラクターごとに設定されてます。それが作中にうまく活用されてて面白かったです。
その特殊能力の1つである「リマインド」。イメージを伝えて思い出させる能力なのですが、これがも~~~結構面倒くさい!でもボタンをゆっくりゆ~っくり動かせば問題なくいけるようになりました。








~~~~ネタバレするよ~~~~








■ 各ストーリー

1周目

 訳もわからず死神ゲームに参戦し、前作の敵役だったミナミモトが入ってきて驚き、死神ゲームに翻弄された1周目。前作からのキャラであるミナミモト、ウヅキ、カリヤが出てきた時はテンション上がったけど、この周はマジで早く終わらんかなと思ってた。
ミナミモトが結局脱退していくのはわらったけど、死神ゲーム再チャレンジになった瞬間に「まーた3周するパターンかよ!」と思ってしまったので……そしてその推測は当たったので……。つまんなかった……。

2周目

 トップチームであるルーインが死神チームだったことが明かされ、それは新宿死神チームで構成されていることがわかり、ミナミモトの代わりに前作のパートナーであるビイトが加入した2周目。このあたりから「お?」となり、結構面白くなってるかも?となった。
知らない死神は全員元新宿出身で新宿が崩壊した要因を作ったのも新宿死神たち。新宿潰したし渋谷も潰しに来たよ!ということがわかりました。
結局ルーイン(新宿死神チーム)には勝てずに3周目突入だけど、面白くなってる予感から楽しみ始めた頃。

3周目

 渋谷が本格的に崩壊し始め、「渋谷を守る」という意識のもと動き出した3周目。元死神もチームに入り、さらには伝説の存在となった(なんで?)ネクも参加で前作参加者大集合のプリキュア映画版かよという突っ込みを内心入れましたがかなり面白くなった。
主人公の能力が原因でラスボスが発生し、そのラスボスを倒すために友人であるフレットの能力、途中参加したナギの能力、そしてネクの能力が必要なのはうまいな~と思ったな。主人公の能力を使えば使うほどラスボスは強大になるけど、その能力を使って死神も参加者も元参加者も元死神も、全員の力を借りて一丸となってラスボスに挑む感じがすごく熱い展開だった。

 途中でネクに釣られたのかヨシュアが出てきたのには笑いましたが……おまえ前作で適当に見下ろして終わらせやがったのに釣られるなよ。

エンディング

 とても綺麗にまとまってました!みんなハッピーエンド!良かった!ノムテツにしては珍しいんじゃない?続編までやって良かった~! 若干「は?」って思ったとこあったけど!
ネク?なんでシキと初めて会ったみたいな反応してんの?前作のエンディングで会ってただろうがよ。久しぶりだからと言ってシキの顔を忘れるな……!

ANOTHER DAYS

 キャラ全員で音楽フェスを楽しもう、みたいな話。最初に「本編とは異なる世界です」と明言されているのでお祭り平和時空なんだろうけど、敵キャラの性格が違いすぎてお祭り時空として楽しめませんでした。性格が一緒だから平和時空が成り立つんだろ!?

隠しエンディング

 動画で見ちゃった。コンポーザー(めちゃくちゃ偉くて強い人)同士の話で「下位存在の人間ってよくわかんないけど、なんとなく肩入れしちゃった~☆不思議な魅力があるよね!」というふわふわした話でした。とは言っても新宿崩壊の原因はこのコンポーザーだし、渋谷崩壊の遠因もコンポーザーだし、大体コンポーザーのせい。
ヨシュアこのやろう。前作で謎にラスボス気取って謎に銃の打ち合い仕掛けて謎に終わらせたこと忘れてないからな。







■ まとめ(ネタバレなし)

 プレイ時間は44時間。最初はあんまり盛り上がらず、中盤から「お?」となり、終盤はかなり楽しめました。ハッピーエンドだったので続編までやって本当に良かった!
ただ、前作を知っていること、前作の追加エピも知っていることが前提なので、そこまで知っている人にはオススメできます。本作をやるために前作やってくれとは……言えねえ~~!!あの苦行を味合わせたくねえ~~!!

© SQUARE ENIX CO., LTD.

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