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バレエ「シンデレラ」感想

 新国立劇場バレエ団公演「シンデレラ」の2014年12月14日14:00回を観てきました。

 初めてバレエを見ます。バレエって仕草で語るんでしょう、バレエの仕草なんて全然知らないぞ?と思って調べてみても参考になるサイトはなかったため、分かりやすいシナリオの「シンデレラ」で挑んでみました。

■ 会場について

 場所は新国立劇場です。ここ、すごい!
1階にワインや高級そうな食べ物、スイーツがずらりと並んでおり、ホテルのような雰囲気でした。まるで上流階級の社交場です。あまりのすごさに衝撃を受けました。いや一般の人だらけですけどね!
会場自体は縦に広いです。4階席まであったかな?舞台も奥域があり、音も綺麗に響きます。


■ 上演時間について

 14:00開始で16:50に終了しました。内訳はこんな感じ。
第一幕 14:00~14:50
休憩  14:50~15:15
第二幕 15:15~15:55
休憩  15:55~16:20
第三幕 16:20~16:50

 休憩がめちゃくちゃ長い!!「バレエを観るぞ!」とか「このバレエ楽しいな!」っていう気持ちがなくなっていきます。
休憩が長すぎて、しかも25分休憩なので時間を潰すにも微妙で、疲れてしまいます。第二幕なんて結構寝てました。もうちょっとテンポよく観たかったなーと残念な気持ちです。


■ シナリオについて

 今回のシンデレラの構成は下記のようになっていました。
第一幕。家で虐げられてるシンデレラが魔法をかけてもらって舞踏会へ出発する。
第二幕。舞踏会が始まり、シンデレラがやってきて王子と踊るが、12時の鐘がなり、ガラスの靴を落として城から去る。
第三幕。王子が落としたガラスの靴にぴったりな人物を探す。家に戻ったシンデレラのところにやってきて、靴を履いてもらうとぴったりな事がわかる。シンデレラは王子と結ばれハッピーエンド。
といった感じです。

 お話はごく普通のシンデレラ……いやちょっと違うかな?
私はディズニーのシンデレラ(あと絵本で描かれてるようなもの)やグリム童話をなんとなく知ってる程度ですが、魔法使いが四つの季節の妖精を呼び出したり、王子がシンデレラにオレンジを渡したり、知らないシーンが少しありました。


■ ギャグ要素満載

 ギャグが面白い面白い!至る所にギャグを仕込んできます!とてもシュールで笑えてくる!
この劇団の演出家がギャグを盛り込んできてるのでしょうね。義理の姉や義理の姉に近づく男性、道化が本当に素晴らしいシュールさで笑いを引き起こしてくれました。このお陰で飽きなかった!(寝たけど)
特に義理の姉達が本当に面白くて!こういうバレエだったら観やすいなと思いました。
 オーケストラもよく響いてきて、ギャグの場面では明るく演奏し、しかも演者が音に合わせてひょうきんな動作をするのが楽しい!


■ 背景美術や衣装について

 背景美術は個人的には普通でした。
バレエ独特の衣装がとても可愛かったぐらいかなぁ。スカート部分のひらひらがとっても可愛い!足を上げたり開く度に綺麗に揺れるのがまたかわいー!!
しかし男性の白タイツが筋肉ムキムキで「こいつらの足すげえな」と真顔になってしまいました。あれは目に毒です。足が動く度に「ムキッ」ってなるんですよ!気になるじゃないですか!もっと隠してよ!見ちゃうよ!!あと尻がね!!私、尻フェチなんで!!後ろ向く度に強調される尻が見えてしまって!!尻見ちゃうよ!!やめて隠して!!演技に集中出来ない!!


■ まとめ

 今回のバレエはギャグが強めでしたのであんまり飽きずに見れました。第二幕は休憩疲れ&後半部分はギャグなしのため、第二幕終了間際はかなりぐっすり寝てしまったような気がしますが、まあ楽しかったです。良かった!
 今度は昔から気になってた「くるみ割り人形」を観に行ってきます!それは正統派っぽい感じのバレエ団なので、寝ないように気をつけたいと思います!

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