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「音楽劇ヨルハver1.2」感想

 ニーアオートマタをクリア後、「音楽劇ヨルハver1.2」がAmazonプライムビデオに配信されていたので見てみました。

 ニーアオートマタの舞台は「舞台ヨルハ」と称されるようで、「音楽劇(舞台)ヨルハ」と「舞台少年ヨルハ」の2系列に分かれています。

本感想は前者の音楽劇ヨルハを紹介します。
ちなみに「ver1.2」というのは同様の舞台の再演数のようです。「舞台ヨルハver1.0」が最初で、続けて再演したものが「ver1.1」、そして音楽要素をふんだんに使った「音楽劇ヨルハver1.2」が本作と言う訳です。

■ 音楽劇とは

 音楽劇ってなんだろうと思いながら視聴しましたが、まさに音楽+劇です。ライブ+劇だったのです。生演奏に、歌手本人の生歌、キャラクターがバックダンサーをこなし、キャラクター自身も歌い、劇を進めていく……。
ミュージカルとは完全に異なります。舞台上でオープニングやBGMを演奏しているのが本当にすごい!
これはたしかに「音楽劇」でした。これは実際に劇場に行けたら圧巻だっただろうなー!!


■ キャストについて

 本作は全員女性キャストで演じられていますが、個人的にはニーアオートマタの2B(主人公の一人)の声優さんを本作の主人公として充てがったのは衝撃的でした。舞台も出来る方ってすっごい!


■ 舞台衣装がすごい

 ゲーム本編で象徴的だった目を覆い隠す装備が本作でも衣装として付けられています。観客目線で見ると両目が覆われているんですよね。どうにかして見えるような加工をしているとは思うのですが、それでも視界が悪い中あのパフォーマンスをこなせるのは本当にすごい。
あと、単純に衣装がかわいい。見ていて眼福です。


■ ストーリー

 本作は原作であるニーアオートマタで語られていた、A2(本作では2号という呼称)の部隊が任務を与えられ、「壊滅」するまでのお話です。
ゲーム本編ではアネモネからサブクエストをクリアすると閲覧出来る資料が存在しました。その内容とほぼ同一です。大筋は変わりありませんが、こまかなやり取りが追加されている感じです。



■ まとめ

 約2時間半でライブと劇を同じ舞台上で見ることができる、とてつもなく贅沢な舞台でした。公式ページのチケット代を見ましたが、これだけキャストを呼んで短期間公演で最高で1万以下の価格は本当にすごいと思います。とんでもなく贅沢な舞台をこの価格で見れるのか……。
 個人的には、視聴前は公式サイトの印象からして2Bの話が来ると思っていたため(公式ページにはあらすじが載ってないため)若干の肩透かしを食らいましたが、それでも楽しく観ることができました。

 今は配信で気軽に見れるので、ゲームをプレイした事がある方は是非観てみてください。おすすめです!

同じ舞台ヨルハシリーズである「舞台少年ヨルハ」の感想はこちらから。



■ おまけ

 ちなみにですが、本作は全員女性キャストの舞台です。が、全員男性キャストverの「舞台ヨルハver1.3a」「舞台ヨルハver1.3aa」が存在します。全員男性のIFバージョンらしい、とのこと。
「舞台ヨルハver1.3aa」は残念ながら、昨今のコロナ禍における影響で公演が中止になってしまいましたが、映像作品は発売されていました。
一応リンクを貼っておきます。


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