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妊娠して学んだこと④

妊娠が発覚して、今に至るまで私はある勘違いをしていたことに気付きました。

今回は、これまでの自分の気付きをまとめていこうと思います。


妊娠初期

妊娠発覚

生理が遅い…。
ほぼ定期的にきていた生理がこなくて、夫に妊娠検査薬を買ってきてもらいました。

結果は…陽性

彼と出会って3年、結婚して1年。
自分の年齢を考えると、そろそろ不妊治療を考えてもいいのかもしれない…と思っていた矢先の妊娠でした。

とても嬉しかったのを覚えています。
だって、名前とか考え始めてましたから(笑)

妊娠の壁

妊娠して出産するまでにいくつもの壁があることをご存知でしょうか?

https://manababy.jp/lecture/view/244/

こんなにも壁が!
妊娠して出産までの壁が厚すぎる!!

そもそも妊娠ができる年齢になった女性が妊娠する確率もそんなに高くないんです。
学生時代、あんなにも避妊避妊といわれていたのに…いざ妊娠したいと思うとなかなかできない。

こういうこと教えといてほしかった…。

妊娠悪阻

つわりがあることは知っていました。
うっ…ってなるやつ。

しかしまさか、食べものどころか水すらも受け付けず、なにも口にしてなくても吐く日々が2週間近く続くとは…。

好きなものは食べられず、なんと食べられていたものも日によっては吐いてしまう。
この時期は夫にめちゃくちゃ迷惑と心配をかけた。

重度の妊娠悪阻になると入院になるのだが、私も例に漏れず入院した。

妊娠悪阻、甘くみたらダメです。

妊娠中期

安定期といわれる時期。
ただこの安定期…勘違いしてた。

安定期とは

安定期とは、子宮の中で赤ちゃんが育つ環境が安定した時期のこと。

母胎はずっと不安定期であることを知らなかった。

気持ち悪いのは続いているし、朝は貧血に低血圧や低血糖の症状に悩まされた。

仕事も行ったり休んだり…。
多大なる迷惑をかけた。(正社員じゃなくて良かったかもしれない…)

なんかもう…ずっと辛い。

妊娠後期(妊娠末期)

胎動も感じられ、周りからみても妊婦さんというのがわかる時期。

そろそろベビちゃん用品を買い揃えたり、お部屋を整えたりしようと夫と話していた。

Amazonのベビーリストに入れておいたので、このあと起きたトラブルをどうにか乗り切った気がする。

切迫早産

子宮頸管長が20ミリを切り、その後10ミリを切ってしまい、再び入院生活へ。

切迫早産での入院は、子宮収縮を防ぐための点滴を24時間挿しっぱなしで基本絶対安静

病院によりますが、正期産まで母胎の中で胎児を育てられるように指導されます。

無理しないようにー。安静にしてー。
と言われてたけど…ベッドに寝て洗面とトイレ以外は起きない!が安静だと知った。

予定帝王切開

予定帝王切開はあくまでも予定!

切迫早産で逆子ちゃんなので、実際の出産予定日よりも2週間くらい早めに帝王切開が予定されていた。

どうにか切迫早産を乗り越え、一度退院し、ベビちゃん用品の整理をしたり、自分の荷物の整理をしたりしていた。

すると…陣痛がきて、緊急帝王切開になった!!

本来の予定よりも3週間ほど早い出産になった。
予定はあくまでも予定だと知った。

出産に計画通りや予定通りなんてない!!

仕事や勉強とはまったく違うものなんだ。
知ってたけど、実感として分かった。

妊娠、出産を経て

妊娠、出産を経て、ずっと私はひとりで頑張ってる気になっていた。
体調や体の変化を感じるのは私だし、産むのも私だし。

でも、そうじゃなかった。

私がお腹の子の生命や責任を負っていると勘違いしていた。

赤ちゃんの顔を見た途端、夫とふたりでがんばっていたことに気付いた。

この子は私の子供であり、夫の子供であり、私たちの親や先祖の先にある未来だ。
この子は一人の個人なんだ。


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