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厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)

厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)


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どうする家康、当初のシーン
自身の心の弱さから、厭離穢土欣求浄土、この汚れた世の中から浄土へ行くのだと自害しようとする家康・松潤。

代々、松平家に仕え、命を賭する価値のある主君でなければ殺すまで、と真っ直ぐすぎる平八郎(本田忠勝)山田裕貴。

そこにひょうひょうと現れた、小平太(榊原康政)杉野遥亮。

彼は厭離穢土欣求浄土とは汚れたこの世をこそ、浄土にすることを目指せという意味だと教わったと。

「汚れたこの世をこそ、浄土に…」

信長に「この世は地獄じゃ、強くなれ」と叩きのめされた時と同じように、覚醒する家康。

汚れたこの世を浄土にする。と言われると天上人の仕事のように感じる。

私のような凡人に落とし込むには?と考えてみた。

泥沼で咲く蓮のように、世の中が汚れても自分まで汚れる事はない。まずはそこから始めてみようという考えに至った。

一人一人が浄土に変えることが出来たら、この世の地獄は少し薄まるかもしれない。

一滴の滴が波紋となって、波になるかもしれない。

異口同音、それぞれのやり方で浄土を見つけていけばいい。

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