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  • 回顧録〜JK妻編〜

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進路

進路 高校に通いながら同棲をしばらくカミングアウトしずらかった。 非進学校で高卒就職も多いロストジェネレーション世代。 友人も就職と進学と半々くらいだった。 私は高校卒業後は工場などの経理になって、会社の制服にボワっとしたアームカバーと指サックをしているイメージを漠然と描いていた。 小学校の時の友人の父が運送業で、複写伝票や事務用品があり、複写伝票に強い興味を抱いた。 大人が使うもの、お仕事に対する憧れなのか、事務仕事に対する興味なのかはわからなかった。 本職で事務仕事に辿

    • 好きなものを好きと公言するのが恥ずかしい

      厨二病時代 人にどのように見られるか こんなことを言ったらバカにされるんじゃないか どうしたら人から一目置かれるか そんなことばかり気にしていました 好きなものを好きというのは 勇気のいる事でした 私の好きはカッコいいのだろうか 可愛く思われるのだろうか センス悪く思われたくない 好きなものを堂々と言えるってなんかいいな 人目ばかり気にして言えない自分はなんかやだな ほぼチェックしてるYouTube 中田敦彦 岡田斗司夫 ひろゆき 中野信子 山田真哉 菅原くん ちいかわ

      • 教育か洗脳か

        教育虐待 2011年の「日本子ども虐待防止学会」において武蔵大学の武田信子教授が「子供の受忍限度を超えて勉強させるのは教育虐待にあたる」と発表した[2]。元々は受験勉強など、勉強(学問)を指していたが、近年では行き過ぎた習い事全般も含めるようになった。  高学歴で経済的・社会的地位の高い両親の元で起きることが多い。親が「子供の未来のため」や「良かれと思って」などと自己主張を交えて自らの行為を一方的に正当化させるケースが大半を占めるが、これは親が子に過剰な期待をしたり、親自身

        • 脳みそを叩かれた

          医師の家系に生まれ 血が苦手なため 超一流私立中学、高校、国立大学からの 総合総社のエリートおじさま さぞ愛情深き恵まれた環境で育ったのかと思いきや 両親の喧嘩がうるさくて眠れず 早く家を出たくて 全寮制で両親が納得する中学に入るべく 小学生で自ら計画し見事中学受験も突破 脳みそを叩かれた気分でした わずか小学生で 長い人生を俯瞰した戦略を立て 20年近くも計画通りに完遂していく 同じ家を出たいという動機から 選択する道のりの違いに 自責を突きつけられました 泣い

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        • 回顧録〜JK妻編〜
          4本

        記事

          我が子で人生をリベンジしようとした結果…

          機能不全家族のせいで 私の人生はめちゃくちゃになった しかも父が再婚した異母兄弟は 小学から私立で有名大へ 私がそうなるはずだった人生も父も 盗られた気持ちでいっぱいでした 悔しくて悔しくて というのは言い訳でしかないけれど そう思うことでどうにか生きながらえた だから私の息子には 私が生きるはずだったエリートコースを できれば医師にさせたい その思いが強すぎて 息子を潰してしまいました 今思えば 息子自身が医学部を選択するように 10年以上かけて巧妙な誘導をしていま

          我が子で人生をリベンジしようとした結果…

          ご挨拶〜葉月〜

          はじめまして ギリギリ八月生まれの葉月と申します。 稚拙な過去も 戦って死ぬより 逃げて生き延びるしかなかったと ごまかし慰め自分をいじめず… 向き合える時が来たので これからは全ては自己責任の覚悟をもって 粛々と過去を見つめ直そうと綴ります 酒乱で暴力破壊の父 アル中の母 家庭内別居 両親の離婚 母の男性依存 まあまあな機能不全家族 中学からプチ家出 高1から同棲 母と離れる事を最優先したため 同棲相手との不調和 DVなどもありました 満たされない あるものに感謝で

          ご挨拶〜葉月〜

          理想の家族

          争いがなく 平和で 穏やかで 礼儀や敬意をもちながら お互いを大切に思いあう 凸凹もあたりまえで ただそこにいてくれるだけで嬉しい 無理に笑わなくてもいいし 無理に泣かなくてもいい 絶対安全な家庭という安全地帯 血縁の有無ではなく 縁を繋いでいけるような 家族でいられますように

          理想の家族

          与える者と欲しがる者

          無料に群がる貧しさ 住宅展示場の呼び込みのバイトをしていたことがあります。 モデルハウスの見学をすると コーヒーやアイス、高級菓子、水筒や日用品などがもらえる事があります。 最近では、予約して見学に行くと数千円程の謝礼がもらえる自己アフィリエイトなどもあります。 物貰い目的の方と、注文住宅を検討している方は、だいたい雰囲気で分かります。 大人になると顔は生き方があらわれると言いわれますが、顔や佇まい雰囲気は 長年生きてきた価値観が映し出されるのですね。 欲しがるものは

          与える者と欲しがる者

          回顧録〜JK妻編3〜愛と幻

          利害は一致しているように思えた。 心はすれ違っていた。彼は私と結婚するつもりで婚約者と別れていたらしい。 というか、並走期間が気になるところだが… 私はただ安心できる寝床が欲しかった。あわよくばそこに、温かく包んでくれるような愛という幻を夢見ていた。 彼なりに私を大切にしてくれていたのかもしれない。 ただ、若すぎる私に不安を抱いたようで、酷く束縛を強いられた。 母からは10代の時に同棲した彼が、自分を一番愛してくれたと何度も聞かされていた。 だから、私の同棲もどこか誇らしげに

          回顧録〜JK妻編3〜愛と幻

          自分が嫌いという本当の心理

          岡田としおさんの サイコパスの人生相談が好きです…無料範囲ですが 私が嫌い 死にたい 系の人に対して 私が嫌いというのは こんなブスは私じゃない こんなバカは私じゃない そんな状態の自分を受け入れられない 自分はもっと価値があるはずという 理想と現実のギャップをみたくない厨二病のようなもの その後に、自分が嫌いと思う事で、他者とのコミュニケーションがとれずに 生活に支障をきたすようであれば そこにフォーカスしていく 自責を促しつつも 現状の苦痛を取り除く事を優先するとこ

          自分が嫌いという本当の心理

          タラレバ ゾンビ

          タラレバ ゾンビ ちゃんと大学受験してたら もっと良いところに就職してたら 自分を安売りせずに生きて来れたら… やらなかった後悔は タラレバとなってゾンビのように蘇ってくる やった後悔は結果として返ってくる 逃げ道はない!! 前進あるのみ

          タラレバ ゾンビ

          回顧録〜JK妻編 2〜伝言ダイアル

          まだスマホも携帯電話すらなく、固定電話や公衆電話が現役の時代。 異性に電話をかける事は、かなりハードルの高かった。 今で言う出会い系の 伝言ダイアル と言うものに中学3年の時に出会った。 ダイアルキューツー というものに何故かひとり辿り着いてしまった。 システムがよくわからず、とりあえず 伝言 を聞いてみた。 住んでいるエリアや年齢、好みのタイプ、カラオケ、ホテル、大人の関係、3から10前後の謎の数字… 何人か聞いていくうちに、意味がわかってきた。 自分も伝言を入れられること

          回顧録〜JK妻編 2〜伝言ダイアル

          回顧録〜JK妻編 1〜桃源郷

          回顧録〜JK妻編 1〜 桃源郷 またこの展開… 今日は本当にダメかもしれない。 サクヤの逆鱗に触れ、初めて外でも殴られた。私、なんで裸足なんだっけ。 サクヤは初めて出会った、こっち側の人間だと思った。 こっち側同士なら分かり合える気がしていた。でもこっち側の人間は不器用過ぎて、共倒れしてる。 もつれた糸は、ほどけないほど、からみあっている。もう切るより他に方法が無い。くらいに。 サクヤは9歳年上の社会人、立地(高校に通える範囲)よい一人暮らし。 あの家に戻りたくないし、

          回顧録〜JK妻編 1〜桃源郷

          感情は忘れない

          感情は忘れない 親のいさかい 不穏な物音 怒鳴り声… 事象に対する記憶はぼんやりとしていっても 感じた感情も薄れているようでも 澱のように 奥底に積もっている キティちゃん型のホットケーキを一緒に作ってくれたこと どうして窓は曇るの?という素朴な疑問に、丁寧に解説してくれたこと 苦しい辛い感情も 嬉しかった温かい感情の澱で蓋をできますように

          感情は忘れない

          他責から自責へというイバラノミチ

          他責から自責へというイバラノミチ 「素直さ」 何事も素直が一番です。 頭では理解できますが 心から実践するのはなかなか難しい。 意固地になってしまいます。 自分の悪いところを認めるのは苦しい。 指摘された事を素直に認める。 まず自分の非をキチンと知り、認める… でも、だって、私は悪くない、そうなったのはカクカクシカジカな理由があって…… 言い訳は自分の成長を止めてしまいます。 今の姿は自分が選択した結果。 今の姿が理想と違うということは、理想とは違う選択を積み重ねたに過ぎ

          他責から自責へというイバラノミチ

          喪服の似合うエレクトラ

          「喪服の似合うエレクトラ」 「姉と弟が父の復讐のために母(とその情夫)を殺害する」 母クリテムネストラとその情夫エギストに父を殺されたエレクトラは、母と義父に対する憎悪を燃やし、弟と復讐を果たす。 フロイトは、息子の母親に対する執着を「エディプス・コンプレックス」と名づけ それと対になる概念、「エレクトラ・コンプレックス」(娘の父親に対する執着)を提唱した。 この女性版エディプス・コンプレックスが、「エレクトラ・コンプレックス」。 女の子は始めは母親に愛着心をもつが、5

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