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インスタコード買ってみた

他にやらなきゃいけないことがたくさんあるのに…
やばい楽器を見つけてしまい、調べる手が止まらない!
届いたらすぐに演奏できるよう、弾き方のコツ動画なんかも見て予習に余念がありません。
あ、もちろんポチりました。
もう、わくわくが止まらない!です!


どんな楽器かというと…

インスタコード/InstaChord 買ってみました。


楽器について詳しくは、商品ページをご覧ください。

以降、なぜ即買いに至ったかの決め手を綴っていきますが、
続きを読みたい方は、まずはこの動画をご覧ください。
たったの4分です。
(※以下の文章は、動画を観ていただいた前提で話をしていきます)


いやー、すごいですね、この楽器。
開発者である「ゆーいち」さんの情熱・アイデアがギュギュッと詰め込まれていて、
これが4万そこそこで買えるなんて安すぎませんか。

即購入に至った一番の理由は…

①数字で弾ける

決め手はコレです。
コードを数字に置き換える。

クラシックでいうところの、楽典や和声学で習うアレです。
=「度数」。

度数とコードが頭に叩き込まれている(音楽のバイリンガル的な)人は、
移調も楽々なんでしょうが、
私はできません。

つい最近も、アルトサックスの方のコード伴奏をする機会があったのですが、
アルトサックスってE♭管じゃないですか。
で、手元にある楽譜はサックス用の移調譜なんですよ。
コードは書いてあるんですが、その通りにピアノでコードを弾いても、サックスの主旋律とは合わないのです。
サックスと合わせるためには、伴奏(コード)を移調して弾かなければならない。

まぁ…私はできませんので、使いましたよね。
たいていのキーボードに備わっている「トランスポーズ」機能。
-1とか+1して移調するアレです。

けど、アップライトやグランド(アコースティック)ピアノでは、トランスポーズ機能はついておりませんので、
自分で瞬時に頭の中で変換(移調)して弾くものなのですが、
それがスラスラ~っとできる人は、私の中では「すごい人」なのです。

すごい人は、楽典や和声学をしっかり勉強されて、理解し習得・実戦できる努力の人と、
本人はなんだかよく分かっていないようですが、先天的に音楽センスがずば抜けていてなんでも弾けちゃう人と、
色々なタイプの方が居りますが…
私にとっては、前者・後者両タイプ共に、もうただただ尊敬です。
私もいつかはなりたいんですけどね、「すごい人」に。いつなれるかな…。

で、前者のしっかり勉強された方は、「コード」だけ、「度数」だけ、といった「どちらか」ではなく、
その両方を使いこなされています。
メジャーな進行は1、4、5、1の形かと思いますが…
CならC-F-G-C、
DならD-G-A-D、
といったように、即時変換が可能なんでしょうね。

話は戻り、「インスタコード」という楽器ですが、
これは楽譜に書かれた「コード」を見るのではなく、
コードを度数に変換した楽譜を見て弾くので、
まさに、コードと度数の関係性や、度数の理解が早くから身につきそうです!

もう、ぜひ子供にやらせたい。
だって、初見で「きらきら星」とか伴奏つきで歌えたら、すっごく楽しくないですか?
インスタコードで度数を覚えれば、ピアノでルート音も拾えますよね。
右手メロディ、左手ルート音で、もうピアノ両手で弾けちゃいますね。

そして気づくでしょう。
たいていの曲は、1-4-5で構成されていることに…。
(最近のポップスでは難しいコード進行使っている曲も多いですが)
まぁ、だいたい使うのは1,2,4,5,6あたりですかね。
そういったことも、数曲こなしていけば分かると思います。
そこに、早いうちから理解できるかできないかで、音楽の習熟度が全然変わってくると思うのです。

いや~、ほんとすごい。「インスタコード」。
上級者向けにも色々考えられているところも、ほんと良い。
あとは、そう…楽譜!決め手その②。

②コード譜があればなんでも弾ける

今はネット上に、本当にたくさんのコード譜サイトがありますね。
私が昔からよく使うのは「コードwiki」ですが…
ピアノ弾き語りで、難しいコードを弾きこなすのは、本当に難しいです。
いまだに、CかFかGあたりの調以外は、初見だとキツイのが現状です。
なんでこんなに弾けないんだろう…センス無さすぎ…悲しい…と、自己嫌悪ばっかり。

「インスタコード」で、まずは苦手意識を無くしたいと思います!
この楽器なら、難しそうなコードでも、初見でだいぶ弾けそう。
まずは「できる」を体感し、積み重ね、ピアノに移行していけば良いのでは?
「インスタコード」の練習が、どれだけピアノコード弾き会得に影響してくるか未知数ではありますが…
コード譜に自分で「度数」を書き込んでいくだけでも、コードと度数の関係理解になるような気がします。

コードサイトのコードを、即時度数変換してくれるアプリやブラウザツールもあるようです。
ギターにしろ、ピアノにしろ、コードを覚えるのがまず難関ですからね。
万人が楽しめる万人のための楽器として、最適です!

③嬉しい色々

・イヤホンジャックあり
・MIDI入出力できる(あまりMIDIしないけど)
・ギター経験者はとっつきやすそう
・もちろんギター以外にも多数の音色(個人的にはシンセ使いたい)
・USB-Cケーブルで充電できる内蔵バッテリー(キャンプやイベントに良い)

これだけ小さくて、本格的な演奏ができる(できそう)なら、色々と使い道ありそうですね!
ヘッドフォン使用して練習できるところもGood!身軽だから、隙間時間や移動時間も有効活用できそう。

以上です。
色々書きましたが、一番は「度数理解が進みそう」な部分です!
音楽科学生時代、和声学は苦労しました…
かといって、コードだけ勉強していても、なんかコード進行って結局丸暗記するしかないのかなぁと感じていて…
記憶力に自身がなくなってきた年齢なこともあり(ほんと最近暗譜がキツイです)、
けど、暗譜ができないってことは、そもそも正しい音楽理論が理解できてないからなんだろうなぁ~のループ。

あとは、子どもにぜひ触ってもらいたい。
熱中してもらえたら最高。
その辺は、まずは私が触ってみて、子どもにも触らせてみて、使いそうなら2台目以降を考えたいと思います。

余談ではありますが、子どもたちのおもちゃに良いかなと思った「オタマトーン」ちゃん、意外と難しく、子どもたちあまり触らないのです。
「インスタコード」とは全然違う楽器ですが…オタマは音程がうまくとれない=曲にならない=面白くない、のかなと。
バミリしようとも思ったんですが…なんとなくそのまま。
ほんとヴァイオリンとかの弦楽器にハマれる子ってすごいです。

とりあえず私が「インスタコード」にハマってみたいと思います。
弾き語り動画とか、アップ出来たらやってみま~す(笑)

以上!

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