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「記憶」と「記録」

2023-24のバスケシーズンもいよいよ佳境。少し早いですが今シーズンもおつかれさまでした。
「今シーズン行ったところはちゃんと残しておこう!」とここでも書いていたにもかかわらず、個人的に色々なことがあって全部中途半端になって5月になってしまったことが残念だし反省点。
自分や家族が健康じゃないと好きなこともできないなと実感する日々にもなっていました。

そんな中で読んでいた『老いてこそ、スマホ』という本の中に
・覚えようとするのをやめること
・「記憶」より「記録」頼ること

という記述があって。

作者の増田由紀先生は、パソコンやスマホの使い方を教えているインストラクターで、この本はシニア世代に向けてのスマホ操作の解説書として売り場に並んでいますが、世代問わずスマホを持つことになった人向けにもわかりやすく書かれていると思います。四六判サイズなので解説書というより文芸書とかビジネススキル系のジャンルで読んでもいいのかも。

先の内容はスマホの各種サービスで作ることになるアカウントを覚えようとする(記憶)のではなくて、ノートを1冊作って書いておきましょう(記録)、そしていつでも見返せるようにしましょうって話で書かれた内容ですが「なるほどこれは趣味(バスケ観戦)の話にも通じるな」と思ったエピソードも重なって。


記憶はアテにならないと思った話


3月、バスケット界隈だけじゃなく全国的に、いや世界的にも?ニュースになっていた「あの元Wリーグ選手」の話題。
「彼女のいるチームは見てるけど、怪我だなんだで巡り合わせよくなくて多分プレーほとんど見てないんだよなー」なんて思いながら写真を振り返っていたら

見てました。写真も撮っていました。公開してもいいかなって出来で。

出ていた時は割とちゃんとプレー残そうとしたのでした。性だなと思う。
(Photo:2021/11)

(※これ1枚だけじゃないですが)

覚えてなかったのは私が年取ったせいもあるとは思ってますが、こうやって写真撮って振り返ってなかったら彼女の記憶はそのままで止まっていたんだろうなと思うと記録すること本当大事だなと(笑)。
この日は写真撮るだけになってしまった、試合見に行ってそれっきりって感じになっていたのは改めて反省すべきところです。試合見てなくて写真しか撮ってないって悪口言われても仕方ない(この試合F士通が勝ったという印象しかない)

いつまでも記憶に残ってる話


今季は最推しの選手の引退が決まって始まったシーズンでした。そのお話はまた改めて書こうと決めているので…

特にBリーグになってからの最推しは贔屓目含めて「記録より記憶に残る選手」のカテゴリに入ると勝手に思っていて。

推しとは言いながら終わってみればそこまでたくさん試合を見に行った方ではないし、もっとお金と労力もかけている人から見たら「それくらいで推しだファンだと名乗らないでほしい」くらいに言われそうですが(苦笑)、死にそうになるまでは忘れることないんだろうなあってくらいの記憶に残る試合を見れた、って自信はあります。あの試合とかあの試合とか…引退セレモニーのムービーでも使われたな。

私にとっての「記憶」と「記録」

(※大袈裟な見出し付けてしまいましたが…苦笑)

修学旅行の行事なんかで「カメラ(もっとも当時はレンズ付きカメラの方が主流でしたが)持って行ってもいいよ!」なんていう時代から、どこかに行ったら景色見ながら写真も撮っていたので、一眼レフに手出して写真撮りだして、バスケやスポーツ撮ってるのも旅行先で写真を撮っている感覚と同じで今もいます。

だから私にとって記憶に残すための手段でカメラの記録にお世話になっています(以前にこんなこと書きました)

ただいくら記憶に残すために写真撮る!と言っても撮影禁止の場面はまだまだそれなりにありますし、スポーツ観戦もそのうち撮影禁止になるかもしれない…そうなったときには肉眼カメラを駆使して記憶に残す、ってことも必要だなと。こういう時に絵が描ける人はいいなあなんて思いながら…笑

結果的に4月~5月は色々な毛色のバスケットを見たなーって振り返っていて、実際観戦しただけ試合だけでも

・CSやプレーオフ進出を争う試合
・推しのホームゲーム
・現役ラストイヤーを迎える選手の試合
・プレーオフ、CS
・オールスター

と、楽しかったこと面白かったこと感動したことetc…それはもういろいろな感情があって、読んだ本の影響もあり「記憶」と「記憶」についていろいろ考える機会も多かった今シーズンだったなと。


北海道にて
WリーグオールスターDay1 フレッシュオールスターより
Wリーグ若手の皆さん


WリーグオールスターDay1 GREATEST25オールスターより
Wリーグレジェンドの皆さん

なので撮影OKの時は他人に迷惑をかけず、自分の記憶にちゃんと残す気持ちで過ごそうと思いました。撮るだけになるのはやめましょう。で、アウトプットもちゃんとやろう・・・笑

最後に
自分のTwilogを振り返っていたら、漫画家坂崎ふれでぃ先生のポストが心に刺さってリポストしていたので

観光地とかで カメラ撮ってる人見て 「目の前に実物があるのに レンズ越しでみるなんてもったいない 私は心に刻むんだ」 とか思ってるお前! どうでもいいから一枚は撮っとけ!撮っとけ! 人間の記憶力なんてあてになんねえから! てか写真あった方が 普通に思い出せて便利だから!

坂崎ふれでぃ先生のXポストより

写真あった方が普通に思い出せて便利、というのを改めて感じている2024年です(笑)

ということでこのあとは
・北海道へ旅行をした話(備忘録)
・推しが引退をすることになった話(仮題)

をテキストにする予定です。北海道は久々にバスケ以外もいくつか行ってきた話を。


10年以上ぶりに小樽にも行きました
お天気もよくて気持ちよかったなあ…

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