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ギャップ萌えは相手のテクニックによるもの?


職場では大人しい人がプライベートでは饒舌だったり、怖いと思ってた人が優しかったり、人の普段と違う一面を見ると印象がガラッと変わりますよね。異性ならドキッとしますよね。

俗にいう「ギャップ萌え」です。

ギャップがある人って魅力的に感じませんか?

わたしはギャップのある人好きです。違う一面が見えるとその人のイメージも変わって、もっと知りたい興味がわきます。

ギャップ萌えってどうして起こると思いますか?
相手のギャップ萌えするようなテクニックを使っているのでしょうか?


ギャップ萌えする理由

ギャップ萌えには『ハロー効果』というものが関わっています。

『ハロー効果』とは
ある人物を評価する際に、一つの特徴が他の特性にまで影響を与える心理。

ハローの意味は、英語で「halo」と表記され、光背や後光の意味。

ハロー効果を例えると
職業が警察官だと正義感がつよい人だと感じたり、イケメンを見るとモテるんだろうなと思ったりすることです。

つまりは特徴的な部分だけを見てどんな人かを決めているということです。


このハロー効果はポジティブにもネガティブにも両方に影響します。

先程の例えでいうと

【職業が警察官】
ポジティブ:正義感がつよそう。しっかりしてそう。
ネガティブ:ルールに厳しそう。怖そう。
【イケメン】
ポジティブ:モテそう。爽やかそう。
ネガティブ:遊んでそう。

特徴的な部分が同じでも、ポジティブかネガティブかどっちの印象にも捉えられるということになります。どちらで捉えるかは相手次第です。


そしてこのハロー効果には簡単に変化するという特徴があります。

それぞれをロス効果、ゲイン効果と表現されます。

『ロス効果』
ポジティブなハロー効果を受けている場合では
最初は印象が良くても、内容が伴っていないとかえって悪い印象になる。

例えば
爽やかなイケメンが運動音痴だった。
『ゲイン効果』
ネガティブなハロー効果を受けている場合では
最初は印象が悪くても、ちょっとしたことで良い評価に逆転する。あ

例えば
怖そうな警察官の笑顔が素敵だった。


最初の印象と実際との差が大きいと、印象も変わってしまうということです。

これまで読んでいてなにか気付きましたしたか?

相手のテクニックではない気がしてきませんか?


実はハロー効果は自分で勝手にイメージを作り、自分で勝手に素晴らしいとか、裏切られたと感じているんです。

ギャップ萌えは相手のテクニックではなく、自分の思い込みによってギャップを産み出していたんです。

つまりギャップ萌えは『ロス効果』『ゲイン効果』による自作の演出だったんです。



人は自分が思っている以上に思い込みに惑わされやすいんです。

だからいってギャップ萌えがダメというわけではありません。上手に利用するれば相手と関係を深められること間違いないですからね。(わたしもギャップ萌えは好きですww)

ギャップ萌えが発生したときには、思い込みになっていないか振り返ってみてはいかがでしょう。ギャップを感じるということは、現実との差が生まれているということになります。現実が見えていない可能性もありますからね。

そんなときは思い込みにならないよう相手のことを知る時間をいっぱい作ってみてください。相手とのコミュニケーションを重ねて内面を知れば知るほど本当の相手が見えてくると思います。

思い込みがあることを頭に入れたうえでギャップ萌え楽しんでください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^♪ このnoteが少しでも貴方の役に立てれば幸いです。