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あなたの苦しみに寄り添いたいのに

長女が統合失調症で色々苦しんで、登校もままならなかった日々も沢山あって。
でも、高校を卒業することが出来そう。
短大も合格したし、新しいお薬で鬱状態もマシになり。
とても嬉しい。本当に良かった。

なんだけど、今度は中学2年生の次女が学校に行けなくて苦しんでいる。

もともと、ちょっと不安の強いタイプで、人にどう見られるかを気にする子だった。

小さな時から人見知りがすごくて、中々他所の人とお話をできなかった。
子供同士では平気だったけど、大人には貝のように口を閉ざして、
保育園の担任の先生にもなかなかお話をしなくて、入園してから1年くらい経つようになってから
「お母さん!今日次女ちゃんがやっと私にお話してくれたんですよ!」って先生が嬉しそうに言ってくれたほど。

自分の描いた絵が変だと思われたらどうしよう?と思うのか、お絵描きが苦手だった。

自分の感じたこと、感想を言うとかも苦手だった。

自分のやり方、自分の考えが「えー、それって変だよね」って言われるのを極度に怖がっている子だった。

上手くできなかったらどうしよう。
カッコ悪いのが死ぬほど嫌い。
ちょっと完璧主義みたいなところがあって、少し失敗すると全部嫌になってしまうタイプだった。

そういう子だから、集団の中で生活するというのはとてもとても気が張って疲れたのじゃないかな?と思う。

ましてや女の子。
お友達は沢山いて関係も良かったけど、やはり知らない内にすごく神経を使っていたんだと思う。

オシャレじゃなくちゃ。
ダサい格好はできない。
そういうのも強い子だった。

小学校5年生の時に、やっぱりお友達関係で辛いことがあって、登校しぶり、お休みが続いたときがあった。

その時は大好きな保健の先生と、とても親身なお母さんみたいな主任先生が支えてくださって、
なんとか乗り越えられた。

中学に入学しても頑張って通っていた。

お友達とのトラブルは無い。

でも、明日はスピーチなんだよね…とか
明日の体育、うまく出来なくて先生に怒られたらどうしよう…
(体育の先生ができない子に凄く厳しく叱責してた事があって、自分がそのターゲットになったらっていう恐怖が強い)

っていう日は、私はお休みさせたり、その授業が終わった次の時間から遅刻で登校させたりしていた。

極度のプレッシャーで本当に辛そうだったから。
これくらい乗り越えてほしいとも思うけど、
無理強いして学校自体行けなくなるより、
逃げるが勝ちってこともあると、
適度に逃げながらでも登校したほうが良いと思っていたから。

それで、一応学校生活は続けていられたんだけど。

長いから分ける




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