生駒山を登る
かねてから登ってみたかった生駒山へ行ってきました。石切駅から登り、生駒山上遊園地を突っ切って、寶山寺を経由し、生駒駅へ下るルートです。肌寒さがありましたが、青空が広がり、山頂付近では大阪市はもとより六甲山や神戸まで見晴らすことができました。
登山というより、山肌の舗装路の上り下りというほうが適切かもしれません。石切駅から山腹まで舗装路をひたすら歩いていきます。自転車ではまず漕いで上がれないような急な坂道です。やっと山のなかに入ったといってもブロックで舗装された階段が続きます。歩きやすさはあるけれど、「登山」をしたい人にはやや物足りないかもしれません。
寶山寺を経由して生駒駅へ向かう登山道も、舗装された急な坂道と階段を下りていきます。直線に続くので、距離としては短いけれど、太ももがぷるぷると震えて、距離と時間のわりに疲労感は大きいです。
寶山寺と生駒駅を結ぶ参道は令和２年に改装されたそうでとても綺麗でした。生駒駅から寶山寺へ向かうと、趣が感じられそうです。けっこうハードだとは思いますが、その大変さによって参道への趣だけでなく、寶山寺により一層の厳粛さが感じられるかもしれません。
「登山」というと今回のルートではやや物足りなさがありますが、寶山寺と生駒山上遊園地からの眺めは素晴らしかったです。生駒山からの景色を背景にフォトウエディングを撮影されていたカップルがいたくらい。
寶山寺は登っていくと奥の院まで続きます。今回は時間と下り道でやられた足の疲労を考えて行きませんでしたが、寶山寺を目的にまた訪れてもいいなと思っています。
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