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3つの博物館に行って気づいたこと

どうも、はゆりんです。
さて、今日は博物館での気付きから集客に必要なものは何かを考えます。

北海道大学の博物館

https://www.museum.hokudai.ac.jp/

こちらは札幌市にある国立大学「北海道大学」の敷地内にある博物館です。
館内では北大ができた歴史、研究結果など見ることができ、学生の卒論の発表の場としても使われているようです。

改築されているものの古い歴史ある建物を体験することができ、目で知識を得て身体で体感することができる素敵な博物館です。しかも入場無料なので、気軽にいけます。オススメ!!

この博物館は
①実践されてきたものが展示されている
②情報がアップデートされている
③今も博物館そのものが学生に使われている

など「生きた博物館」とでもいいましょうか。

だから博物館にいるとワクワクします。

民族共生空間「ウポポイ」

https://ainu-upopoy.jp/

続いてウポポイ。これは北海道白老町(札幌から車で90分程度の場所)にあります。

2020年7月OPEN!民間ではなく国立の建物だからか、規模が違います。
惜しみなく金を使っている感じ。
このウポポイはポロト湖に隣接する形で建設されていて、アイヌの大切な場所に立てられていることがわかります。

メイン会場はアイヌのことがわかる展示品がありますが、敷地内には「チセ」と呼ばれるアイヌ民族が使用していた家の復元や、アイヌの伝統的な踊りを見るステージが作られていたりと、エンターテイメントにも長けています。

ウポポイは北大の博物館のような研究の実践の場ではないけど、
①敷地内にポロト湖があり、アイヌ民族の大切な場所に建設されていること
②アイヌ民族の伝統的な踊りや神話がステージで実際に見れる
③夜はプロジェクションマッピング(個人的には微妙だと思う)があったり

と、エンタメに富んでいます。
2回目も行きたいなと思える場所です!!

北海道博物館

https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/

こちらは札幌市厚別区にある博物館。森林を切り開いて作られた場所にあります。立派な建物です。

北海道を軸に日本大陸ができた歴史や人類誕生前の時代(数千万年前)からの歴史を学ぶことができます。

縄文時代以降の人類の歴史から、アイヌ文化についても学ぶことができます。

展示品はウポポイに勝るとも劣らない(個人的にはコチラのほうが展示品あり)感じがします。

ただですね、1回来たらもういいかなと思いました(笑)

それはなぜか・この博物館がただの昔話で終わってしまったからだと思います。現代につながる感じがあまりしないのです。

私は和暦が嫌いですが、情報元の和暦が昭和か平成で終わっている。

令和はない。

情報のアップデートが止まってしまっているんですね。

なので、一回見たらもういいかなと。

あらためて3つの博物館を見て思ったことは、

昔のことを知りたいわけではなく、今を知りたい。そして未来を考えたい。

未来を考える導線がきちんと設計されているかどうか。

未来を考える導線、つまり現在までつながる情報が展示されているかです。今さら恐竜の歴史だけ切り取っても集客効果は薄いと思います。正直昔話を知るだけならネットに情報が溢れている。

ここに博物館の集客のヒントがあると思います。

そしてこの情報のアップデートって、ブログもそうですよね。

過去のデータがあって、その上で現在がどうなのかをしっかり考察できている。

数年前の最新掃除機を紹介したってそれはもうゴミ記事でしかない。

その掃除機があって、今はこんな機能まで搭載されたっていう内容の方だったら、そっちの方が興味そそられますよね。

つまるところ、昔の情報の寄せ集めだけではダメで、きっちり情報をアップデートしていかないと感動はありません。

あぁ〜勉強になりました!


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