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【オンライン留学】感じたメリットとデメリット

こんにちは,Hayuです☺
現在私は新型コロナウイルスの影響で留学先であるオーストラリアの国境が閉鎖されている!ということでオンライン留学を余儀なくされていますが,実際にオンライン留学を経験してみて,オンラインでの良さも悪さも感じました。また,コロナ禍でオンライン学習・留学が浸透してきていることから,これからオンラインで勉強することを考えている方も増えてきているのではないでしょうか。
今回は,私が実際に経験して感じたオンライン留学のメリットとデメリットについてお話ししたいと思います!

【メリット】

1.ディスカッションに参加しやすい

1つ目のメリットとして挙げるのは,ディスカッションへの参加のしやすさです。オーストラリアでは全授業でグループディスカッションが求められます。私は学部時代に対面授業でのディスカッションも経験しているのですが,特にまだ留学先の授業に慣れていないときであれば,オンラインの方がディスカッションに参加しやすいと感じるかもしれないなと思いました。

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その理由は,グループメンバーが「Hayuはどう思うよ?」と意見を聞いてくれるところにあります(逆に「ーはどう思う?」と聞いたりもする)。オンライン授業ではzoomを利用していたのですが,参加者それぞれの名前が表示されます。対面授業では自己紹介などをして自身の名前を伝えるのですが,日本人の名前は海外の人にとってユニーク。そのため名前を覚えてもらえないことも多々あります。オンライン授業であれば個々の名前が画面に表示されるため名指しで意見を聞いたり聞かれたりすることが容易でグループ全員での(意見を言っていない人がいない)ディスカッションがスムーズでした。


2.レクチャーが聴講しやすい

これは留学する国や履修科目によるものではありますが,私の場合,レクチャーが録画されたもので,チュートリアル(ディスカッションをする授業)の前にいつでも何回でもその録画を観れたので,自由がききました。
ただ,対面授業の場合でもレクチャーは録画され,いつでも観ることができるものが多いです(これも国や科目によりますが)。


3.移動/準備時間が必要ない

オンライン留学は自宅から行えるので,大学に出向く必要はありません。なので,授業開始の少し前にzoomの用意をすればよく移動時間の削減になります(ちなみに交換留学時はホームステイ先が大学と少し離れていたため,徒歩とバスで45分くらいはかかりました!)。
授業の準備時間についても対面授業よりかなり短縮でき,オーストラリア留学では本当に授業開始時刻ぴったりか,授業開始5分後にzoomに入室で良いくらいでした。私はいつもオンラインセミナーなどでも10分前くらいに入室しておき,他のことをして待っているのですが,一度授業開始2分前に入室しても先生と1対1になったり,先生さえもおらず1人きりになった(出席予定の学生は30人くらいはいた)ことがあります。
オーストラリアの大学,且つ修士コースなのでいろんな国籍の学生がいるのですが,どの授業やセミナーでも開始時刻に数分遅れてくるというのが普通でした。そして先生や司会の方が「まだ全員集まっていないからもう少し待ちましょう」といって,結局本来の開始時刻から15分ほど遅れて開始するのが当たり前です!(時間ぴったりに始まった授業やセミナーを見たことがありません)


【デメリット】

1.時差

留学先大学がある国以外でオンライン留学を行う場合,避けて通れないのは時差です。
私の場合,メルボルンと日本の時差は1時間または2時間Daylight savingのため半年ごとに変化します)のみのためまだ良かったのですが,国によっては時差がより大きく,授業の出席が大変なんてこともありそうです。私は時差が1時間のときも2時間の時も経験しましたが,時差が2時間だった期間に最終試験が日本時間午前7時開始(現地時間は午前9時)となってしまい,少し大変でした。
また,課題の提出期限なども間違えないように気を付けなければいけません。ほとんどの科目では,課題の提出期限が23時59分と設定されていましたが,日本にいる私にとっては提出期限は夜中ではなく,21時59分(12月現在)です!課題のガイダンスに書いてある時刻をうっかりそのまま鵜呑みにしてしまわないように,細心の注意を払っていました。


2.オンとオフの切り替えが難しい

これは今現在もまさに格闘している問題です。オンライン留学中の今,勉強するときもお家,少し休憩するときもお家。対面授業ならば,大学では勉強(スポーツジムもあったりするし気分転換もできる),家では休憩,のような感じに切り替えができるのですが,オンラインでは難しいです。
そこまで忙しくない時期であれば,息抜きに外に出たりもできるのですが,忙しい時期であればあまり時間が取れません。私は海外ドラマを観ることが好きなのですが,休憩時間にドラマを観ても目が余計に疲れるだけで休憩になりません。なので,できれば画面を観なくて済む,目が疲れない休憩方法や趣味があったら良いと思います(楽器とかヨガとか)。大学のセミナーでは,何か授業や勉強開始前にするルーティンを作ったら良いよと言っていました。


3.視力の低下

授業受講も課題(リサーチなども含める)も,すべてパソコンでの作業になるため,視力が超低下しました。
学期が始まる前に眼鏡を新調し,その時は度が少し強いくらいだったのですが,学期の途中(課題が忙しすぎて一日中パソコン作業)にその眼鏡では見えにくいと感じていることに気が付き衝撃!!たったの2か月で視力の低下を感じる羽目に…。目の疲れもあるので,それからはパソコンを日中でも夜間モードに切り替え,ブルーライトをできるだけ防ぐようにしました。
勉強中も休憩をとりましょうね!私のおすすめはチンして温められる小豆のアイマスクとめぐりズムのあったかアイマスクです。


4.語学が向上しにくい

留学国にいれば,使用するのも周りから聞こえてくるのもすべて現地の言葉になり,嫌でも生きていれば語学が上達します。しかし,日本でオンライン留学していると,やはり現地にいるときと比べて英語に触れる機会がかなり少ないです。もちろん授業や課題ではすべて英語を使用しますが,逆に言うと英語を使用する機会は大学関連に限られてしまいます。交換留学でオーストラリアにいたときは,2か月もすれば(もともとの英語力が低かったせいもあり)かなーり上達したのですが…。
日常ではできる限り英語に触れるように意識し,毎日英語で会話したりラジオを聴いたり…としてはいますが,やはり現地で生活する方が英語だらけの生活ができるため,語学の向上が早いです。留学と語学向上を並行するのではなく,しっかりと語学を身に着けてからオンライン留学を開始するのが良いですね。


さいごに

今回はオンライン授業に関してのメリット,デメリットを書きましたが,他にも生活全般などに関するメリット,デメリットがたくさんあります。
入国規制が世界の中でも特に厳しいオーストラリアですが,次の学期は渡豪できる予定(だった。オミクロン株の登場によって延期)になっており,現在オンライン留学を余儀なくされているという方は減ってきているとは思います。同時に,オンライン留学というものを知り,挑戦する予定の方も増えたのではないでしょうか。
オンライン留学では日本にいる友人や家族と過ごせる良い時間にもなり,難しさもあるけれど,良いところもありますので,留学国に行けなくても,前向きに留学ができれば良いですね。

この記事が誰かのお役に立つことができましたら幸いです☺

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