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家族の組織マネジメントについて

大晦日にコロナ感染してマイナスからのスタートで
ほぼ完治してきてプラスしかない年明けのトクヒラです。

先ほど月イチの定期イベントである髪切りが終了しました。
同い年である美容師のかさまっちゃんとは10年位の付き合いで
仕事やプライベートの話を色々とするのですが、
ふと「今まで尊敬できる上司に出会ったことがある?」という質問。
即「おらんよ。だから、自分がなろうと決めた」と回答。
今までの上司が読めばとても悲しむかもしれませんが、
本当に尊敬できる上司に当たったことが全くありません。

でも、そういう経験があったからこそ
自分が上に立って同じような思いを持つメンバーを出さないで
やろうという気持ちになっています。
なので尊敬は出来ないのですが、出会えて本当に感謝しています。
そして、あらゆるハラスメントを実施してくれたおかげで
ストレス耐性が身に付き、ある程度の睡眠不足や無茶振りが発生しても
寝たらすぐに忘れるという特技を習得できました。

思えば、自分の幼少期に過ごした『家族』という組織で、
上司となる『親』からのマネジメントが今思えば
成長できる環境だったんだなと最近思ってます。

自己紹介文にも記載している通り、自分の家族は全員警察です。
規則を守り、完全なる上下社会で、逸脱行為はどんな理由であれ
罰則される世界。これを家族間にもマネジメントされていました。

よく「家族円満にするにはビジネスと家庭は分けるべき」という
言葉を耳にしますが、まさにそれは夫婦間の話だけではなく、
親子間でも当てはまると強く思います。

1, 1日の全行動を把握したい為に定期的な報告事務を求める
2, 子から親への規則等に対しての提案は内容聞かず全て却下
3, 事前相談して承認内容を全て忘れ「聞いていない」と一方的に怒鳴る
4, 「あなたの為に言ってる」という枕言葉を使い全行動にダメ出し
5, 「褒める=甘やかし」である為、自己肯定感低い性格のメンバー形成

と、ほんの一部ではありますが
上記のようなマネジメントを18歳くらいまで受けて形成されました。
このような体験があったからこそ、全て反面教師にして
自分と関わってくれる人にはイヤな思いをせずに
人間生活を送って欲しいという気持ちを持っております。

そんな話を美容室で話をしていたのですが、
似たような経験を持つ美容師と盛り上がってました。
こわいですね。

伝統や慣習ってなんですか、自己満になってるだけの無駄なルールを
全て排除したい性格だった為、「あなたは常識が全くない」とよく言われてきた私。
『家族』では受け入れられなかった性格ですが、『社会』では結構役に立ってるみたいです。

と、ちょっと自傷行為みたいな内容になりましたが、
現職中の組織は尊敬できる上司や仲間が多く集まっており、
たくさんの改善提案を受け入れてくれたり、成長したいという
メンバーに対してはサポートや応援をしてくれるような会社です。

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