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読書記録!! その18


こんにちは!

今回も読書アウトプット引き続きやっていきます。


私が今日読んだ本はこれ!!


「君の声が聴きたい」


今を生きる若者たちの心の悲鳴を集めた本です。


この本に載ってる若い子たちは、だいたい10歳〜18歳の子達。



この本の子たちの悩みは、世の中や大人たちへの疑問。


・自分がやりたいと言ったことに対して、口出しされる。諦めろと言われる。

・個性を尊重するのではなく、組織や世間体を重視した社会。

・助けてと言ったのに、その辛さを否定する親。


この本の子たちはみんなそれぞれの悩みを抱えています。

僕はこの本を読んでいて全く同じ悩みの人なんて、ほとんどいないと感じたと同時に、似たような苦しみを味わった人を助けることができるということも感じました。



正直、僕はこの本を読んでいて自分がいかに恵まれていたのかということに気がつきました。

だって、僕の周りの人は僕が助けてといえない時も「1人で抱え込まないで話してほしい」と言ってくれましたし、助けてと言った時は惜しまず力を貸してくれました。


だから、この本を読んでいてみんなが助けてと言える勇気を持っているわけではないし言えたとしてもそれを否定されている子たちがいるということを知って愕然としました。


それに、みんな共通して言えるのは世の中に普及しているもの(主にSNSなど)により自分を愛せなくなっていること。


SNS自体は決して悪いものではありません。
自分を発信できるし、自分をアピールするチャンスにもなるし、人と繋がるのも容易になりました。


ただ、使い道次第では人を傷つけたり、自分を苦しめることになります。

例えば
SNSに自分の写真をあげるAさんとBさんがいたとします。

Aさんは人からの承認、いいねが欲しくていあげているので人からの反応が悪いとまたすぐに新しい写真を載せます。

それでも反応がないと、また新しい写真を載せる。

いい反応がもらえるまでずっとそれを繰り返します。


Bさんは自分の気持ちを上げるため、自意識を高め自分を磨くためにSNSに自分の写真を載っけています。


なので、今日はおしゃれ頑張った!とか今日のコーデは自分を表現できた!という時に写真を載せます。

積極的に自分をアピールするのです。


わかりやすくいうと、Aさんは寂しさを埋めるためにSNSを使い、Bさんはもっと綺麗になりたい!という一種の努力のためにSNSを使っています。


動機が全然違いますよね。


SNSを気分を上げてくれるものとして使うのはいいけれど、時間潰しとか人の投稿だけをみるという使い方は自分を苦しめるよということ。


誰かが言ってたなー。
YouTubeは見るものじゃなく、やるものだ!とかなんとか‥


どうやら今の若い子達は、社会に疑問を持ったり未来を悲観している子が多くいるんだなというふうに僕は感じました。


確かに、自己責任感も大事だけど、自分の悩みを全て自分の問題なんだと捉えるのも自分を苦しめる要因なのかも。

自分が苦しいのは、自分の中の問題もあるけれど今の世の中のシステムや大人達からの刷り込みによるものも大きいのかもしれない。


もちろん僕は、大人や社会を否定しているわけではありません。


僕の人生であの人がいなかったら今の自分はないという大人の方たちはいますし、その人たちは僕たち若者の味方でいてくれたから。


社会だって、今はいくらでもチャンスがある世の中です。
有名人とだって簡単にやり取りできますし、交通網も便利ですし、極端かもしれないけどスマホやパソコン一台あれば世の中に自分をアピールできますし。


結局どこを見るかってことです。

どんな時代にも良い面と悪い面は必ずセットであります。


ただ、今の世の中により苦しんでいる若者たち、命を断っている若者たち、断とうとしている若者たちがいることも忘れてはなりませんね。


それでは、最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

バイバイ!






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