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高杉隼人
2018年3月2日 21:37
夜の十時前くらいに私は風呂からあがった。そして、冷蔵庫からペットボトルのサイダーを取り出す。二人分のコップを用意して、一つを紗奈に渡す。私は二人分のコップにサイダーを注いでいく。コップの中で炭酸がきらきらと弾けて綺麗だ。無色透明な液体の中で、炭酸はしゅわしゅわと踊るように弾ける。 風呂上がりのサイダーは、中学生の頃からの私の日課だ。サイダーを飲まないと風呂あがりな気がしないくらい、いつも飲んで