はやとちリミックスのはやとちリライト

2018/05/10

 ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店に行く。スティーヴン・キングの『ミスト 短編傑作選』など、今月の新刊で気になっていた文庫本を適当に何冊か手に取る。新刊のコーナーで「講談社文庫 平成の100冊フェア」が催されていたので、ついでに村上龍さんの『愛と幻想のファシズム』も購入する。レジで店員にブック・カバーを掛けてもらっている間に「こういう買い方をしているからいつまでたっても積ん読が減らないんだろうなあ」とぼんやり考える。

 タワーレコードあべのHoop店へ向かう。試聴機で新譜をチェックする。THE BEATNIKSの『EXITENTIALIST A XIE XIE』がとても良くて(特に「シェー・シェー・シェー・DA・DA・DA・Yeah・Yeah・Yeah・Ya・Ya・Ya」)自然に頭が揺れる。
 のんさんの『スーパーヒーローズ』をチェックする。のんさんのファースト・アルバムなのだが「さぁいこう」は真島昌利さんが作詞と作曲をしている。「さすがマーシー!」という感じでとにかくカッコいい。のんさん自身が作詞と作曲をしている楽曲も聴いてみるが、正直に言って想像していたものよりもずっと良い。しかし僕がこれを購入したらなんとなくダメな気がして、けっきょく買わない。
 KINTARO(やたらに「THE INTERNETの元メンバー」や「THUNDERCATの弟」といった煽り文句が付いている)の『COMMANDO EXISTENTIAL & UNIVERSAL EP』(タワーレコード限定盤)をチェックする。タワーレコード限定盤にだけ収録されているボーナス・トラックが2曲ともおもしろくて「なんでタワレコだけなんだよ!」とツッコみたくなる。

 部屋に帰る。スピッツの『オーロラになれなかった人のために』を聴く。「海ねこ」のギターがちょうどいい感じに歪んでいる。僕もこういう音を出したい。

 楽曲の編集をする。8小節分のノイズを作る。耳が疲れる。

 森鷗外の『青年』を眠たくなるまで読む。なんだかんだで僕が好きな日本の作家でいちばんに挙げるのは鷗外かもしれない。
 キンモクセイの『NICE BEAT』を聴きながら寝転がる。表題曲の「ナイスビート」はマジでナイスなビートだ。