はやとちリミックスのはやとちリライト

2019/09/02

 Dinosaur Jr.の『You'Re LiviNg All Over Me』を聴く。1曲目の「Little Fury Things」から10曲目の「Just Like Heaven」まで、ノイジーなギターの音が走り続ける。さすが「インディ・ロックにおけるギター・サウンドを確立した作品」と評価されているアルバムだ。
 ちなみに「Just Like Heaven」のオリジナルはTHE CUREの楽曲で、Dinosaur Jr.の他にも多くのアーティストがカバーしている。しかし、ロバート・スミス(THE CUREのフロントマン)が特に気に入っているのはDinosaur Jr.がカバーしたものらしい。あらためてTHE CUREのオリジナルを聴いてみると、ぜんぜん違っておもしろい。しかし、どちらも本当に良い楽曲だと思う。

 神聖かまってちゃんの、ちばぎんさんの脱退が正式に発表される。
 僕が神聖かまってちゃんを聴き始めたのは、TSUTAYAで『ロックンロールは鳴り止まないっ』が無料でレンタルできた頃だ(ヤバいロックなバンドということは知っていた)。その後、ファースト・ミニ・アルバムの『友だちを殺してまで。』を聴いて「今、日本でいちばんロックしているバンドは神聖かまってちゃんだ!」と本気で思った。それから今までずっと好きなバンドであり続けている(僕がtofubeatsさんの楽曲を熱心に聴くようになったのも、きっかけは「水星 feat.オノマトペ大臣」のヒットではなくて、神聖かまってちゃんのライブ配信だ)。
 僕が最も影響を受けたベーシストはQUEENのジョン・ディーコンだ。しかし、プレシジョン・ベースをピックで弾く時はTHE BLUE HEARTSの河口純之助さんと、ちばぎんさんのプレイ・スタイルを意識しているところがある。そもそも、僕が(ギターと)ベースをDUNLOP TORTEX TRIANGLE .88 mmで弾いているのは、以前ちばぎんさんが同じものを使っていたからだ。
 脱退を発表する際に撮影された映像を観て、ちばぎんさんのコメントを読む。ちばぎんさんが参加する最後のツアーになる『「メランコリー×メランコリー」ツアー』の情報を確認する。

 村上春樹さんの『ノルウェイの森』を眠たくなるまで読む。
 神聖かまってちゃんの『ツン×デレ』を聴きながら転がる。無性にプレベをピックで弾きたくなる。