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"頑張る"だけじゃ物足りない。

頑張ればなんでもうまく行くと思ってた。一生懸命やれば認めてもらえると思ってた。

そうじゃなかった。
頑張るだけじゃ物足りなかった。

"頑張る"とか"一生懸命"にもう一つ。
"どうやって"がないと、もう通用しない。


『一生懸命はもういらんねん!』

ある日の練習試合の後、僕がコーチに言われた言葉です。

この時の僕は、この言葉の本当の意味を理解しておらず、(一生懸命頑張るのは大事やろ)って思っていました。

『芦学で努力せんやつは居場所ないやろ!努力はみんなしてんねん、俺は一生懸命やってますとかやめてくれんか!』

これはある日の練習で一年生に監督が言った言葉です。

僕はこの時、あの時コーチが言ってた言葉の意味がわかりました。

コーチが言いたかったのは、
上のレベルにいけば努力しないやつなんかいない。みんな一生懸命やってる。一生懸命やれば試合に出られるとか、一生懸命やればみんなより上手くなれるとか勘違いするな。ってことだと思います。

僕たちの目標は『制覇』です。目標を掲げた時から本気で、達成する為にいろんなことを我慢してサッカーに打ち込んできました。

僕自身も、シュート練習をたくさんしたり、ウェイトトレーニングを増やしたり、自分の中で『これだけ頑張ってれば絶対みんなより上手くなれる』と思っていました。

でもそれは僕の勘違いでした。

僕がシュート練習をしている時、ウェイトトレーニングをしている時、常に横にはチームメイトがいました。

みんなも僕と同じように努力していることに、僕は気がついてなかった。

監督が言っていた『芦学で努力できんやつは居場所ないねん』って言葉が、心に染みました。

上手くいかない時、一生懸命頑張る。そんなのは僕たちにとっては当たり前で、それだけでは何も改善されない。

「さらに頑張る」それだけが答えじゃないんだと知りました。

重要なのは頑張り方。"量"も大事だけど"質"の方が遥かに大切です。

シュート練習一つとっても、ボールの置き所、トラップからシュートまでのスピード、ボールをもらう前の動き、こぼれ球への切り替えなど意識するだけでいくらでも質を上げられます。

全員が努力する集団の中では、誰よりもそういうところにこだわっていかないと頭ひとつ抜け出せない。

もうすぐ高三になる今更担って、こんなことに気づいた。でも気づけないよりは気づけて良かったです!

また伸び代がひとつ増えた!
サッカー人生最後の一年、出来ることは全てやって絶対に目標を達成します!

応援してもらえると嬉しいです!


クラウドファンディング

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高岡快斗/地球一周
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