「ならなんで、愛は禁じられているの?」
「世界は全て相似でできているのね?」
あなたはそう言った。
僕たちは神と悪魔とが戦っている世界に住んでいて、その私たちの心の中でまた、神と悪魔とが戦っている。その心の戦場の中でまた、私たちが暮らしていて・・・。
だから、僕たちの心の中の戦争を止めることができれば、神と悪魔との戦いも終わる。
僕はあなたに言った。
「男と女が愛し合えば、相反する全てのものが惹かれだすんだよ」
「・・・」
「なら、男と女、どちらが神さまなの?」
「さあね。愛を受け入れられるのが神さまで、受け入れられないのが悪魔なんじゃないかな?」
「じゃぁ私は悪魔?」
「人と恋に落ちる天使は、悪魔かもしれないね」
「フフフ」
「そして愛を受け入れられるものは、すべて神なんだよ」
世界は禁断の愛を求めている。
「ならなぜ、愛は禁じられているというの?」
「悪魔の仕業・・・」
愛を禁じるのは全て悪魔だから。
だから。。。
なぁ、、君。
今夜、僕たち二人で神と悪魔の戦いに終止符を打たないかい?
僕は悪いヤツ、、なんだよ・・・
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