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マカロンってどう作るの?

今や若い人達の中でもお洒落なスイーツとしてインスタやTwitterに載せられる事も多くなったお菓子の一つマカロン。ではなぜマカロンというのか、どうやって作るのかなどご紹介していきます!

マカロンの由来

マカロンはフランスを代表する洋菓子ですが、名前はイタリア語で「練った生地を切った」を意味する「マッケローニ(maccherone)」に由来します。これはパスタの「マカロニ」と同じ語源です。

他にもマカロンの原型となったイタリアの話があるのですが少しややこしいのでここでは省略しましょう。


マカロンの材料

YouTubeなどでも今や多く紹介されるマカロン。材料は卵白、砂糖、AP(アーモンドプードル)だけというとてもシンプルな洋菓子です。

私は材料がシンプルなほど作るのが難しいと思っています。誰でも簡単に作れるがゆえに美味しさの違いが直ぐに分かりますし作り手のこだわりが伝わりやすいからです。


マカロンの作り方

先ほど記載したように作り方はそんなに難しくないです。しっかりと要点を抑えれば失敗は少ないかなと思います。マカロン生地とマカロンの中身を作る工程がありますが、中身に関してはお店によって違います。クリーム・ガナッシュ・ジャムなどあってチョコマカロンにはガナッシュが合うなどがありますが基本的には好みのものを挟めばよいのかなと思います。今回は生地のみ紹介していきます。

マカロンの生地作り

1.ボウル粉類をふるって入れます。

粉をふるうのは小さな不純物・ダマなどを取り除く、粒子の中に空気を含ませる、別の粉類同士の混ざりを良くする。

こちらを作業を怠ると後々ダマになり、2度手間もしくは使えない生地になってしますので必ずこの作業は行って下さい。

2.他のボウルでメレンゲ作ります。

メレンゲのコツは砂糖を三回に分けて入れることです。入れる量も私的にこだわりがあり1回目は10分の1の量をいれて混ぜます。少し白くなったら2回目を入れます。2回目は半分の量を入れます。ある程度泡立ち持ち上げた時にもったりと垂れるようになれば最後の量をいれてツノがしっかりと立つようになったらOKです。

3.マカロナージュ

マカロンの醍醐味ですね。この作業でマカロンの生地が変わるため失敗するとしたらこの作業だと思います。

メレンゲに先ほど振るった粉を全て入れます。

まずはメレンゲの泡を潰さないようにゴムベラでさっくり混ぜます。

混ざったら次は泡をつぶすよう混ぜます。ボウルの側面に押し付けながら混ぜます。

ここがポイントで初めの方はさっくり混ぜるので後で泡をつぶす?ってなりますよね。私もなりました。最初は粉が均等に混ざるように混ぜるだけで結論からいうとのちのちしっかりと泡をつぶすのが正解です。

ゴムベラですくいあげたときに生地が繋がって流れていれば完成です。

ではなぜしっかりと混ぜなければいけないのか?

それはしっかりと混ぜれていないと生地に空気が残りすぎるため焼成の際に表面が割れます。逆に混ぜすぎると生地がだれてクッキーのような形になるためマカロナージュはマカロンにとって一番重要な作業と言えます。

4.鉄板に絞って焼成

好きな大きさに絞ってください。そのあとに直ぐ焼成ではなく30分~1時間表面を乾燥されるため放置してください。

その間に余熱をしておき、時間がきたら焼成していきましょう。

焼成温度150℃    約13分

このくらいの焼成時間になると思います。家庭のレンジなどでは温度の変化などで上手く焼けないことが多々あると思いますが何回か試して調整するしかないのかなと思います。実際に家でレンジ使っていますがなかなか思い通りに上手くいかないものですね。

その後はしっかり冷やしてガナッシュなど絞れば完成です。

今回はレシピは載せずに作り方のみを紹介しました。料理とは違い目分量で作れるわけではないし想像以上に後片付けなどは大変なことは沢山ありますが完成したお菓子の美しさ、自分で作った美味しさは唯一無二だと思うので是非挑戦してみてくださいね。

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