【柔整国試】「この時期は何を勉強したらいいですか?」
柔整国試の対策を
SNSで発信している
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。
タイトルにある質問ですが、
これは高頻度でいただく質問です。
今回は花田なりに
この質問に回答したいと思います。
そもそも時期とか関係ねぇ。
時期とか関係ねぇ。でも時期とか関係ねぇ。
はいオッパッピー。
…古いギャグはさておき()
もちろん、
細かいことを言えば質問をいただく
タイミングにもよると思います。
さすがに国家試験前夜となれば
もはや「とっとと寝ろ」か
「今晩は寝るな」という話になります笑
ただ、
そもそも論ですが、
国家試験で点を取るために
勉強をしているわけですよね。
ということは、
点が取れないところを、
取れるようになる必要があるわけです。
言い換えれば、
苦手を潰す対策が必要です。
「苦手を潰す対策」に
優先するべき時期や、
優先すべきではない時期は
そもそもありませんよね。
だってそこが出題されたら
確実に失点してしまうわけですから。
失点すると分かっていて
そこをケアしないのはおかしな話です。
時期なんてものは関係なく、
苦手を潰す作業は、
通年常時取り組むべきもの
というのが原則です。
もっといえば、
国家試験対策の全てが
「苦手を潰す作業」でもあります。
どの時期であっても
その時苦手にしていることを
手当たり次第取り組むべきです。
苦手は把握できている?
苦手な分野って
いくつもあるものだと思います。
苦手な分野が把握できていれば、
「はいこれやって」
「次これ潰して」
「その次これ調べて」
と、
常にタスクが渋滞している
状態になっているはずで、
「この時期何をやったらいい?」
なんて迷う暇がそもそも無いはずです。
タスクが渋滞していない、
つまり、
次にやらなければならない
苦手を把握できていない人は
「プロブレムリスト」の作成をおすすめします。
プロブレムリストとは、
問題点をリスト化したものです。
例えば試験を受けて、
迷ったポイントや正答できなかった単元を、
ノートの1ページに箇条書きにしていきます。
こうして出来上がったリストについて、
一つずつ調べ学習をして
ノートにまとめ直します。
まとめ直しが終わったら、
リストから削除していきます。
こうして全部に対して
自分なりに勉強と対策を立てて、
それをこなした痕跡を
ノートに残していくわけです。
この取り組みのメリットは、
「自分がいかに前進したか」が分かること。
「次にやるべきタスクは何か?」を
一目で把握してスケジューリングできること。
この2点です。
学生であれば
試験を何個もこなすはずですから、
試験のたびに
このリストは増えていくはずです。
実際花田も国試直前まで、
リストが無くならないほど
「要対策」で渋滞していました。
時期を選ぶべきものの線引き
冒頭から述べたことを
一旦まとめると、
…ということになります。
ただ、
そんな大前提を踏まえたうえで、
「時期」を考慮したアドバイスを
ご提供するとすれば、
★短期記憶で乗り切るものと
★確実な理解を定着させておくものは、
区別しておいた方が良いと
思うことはあります。
例えば、
「衛生学が苦手」
「外科学が苦手」
「病理学が苦手」
という3つの苦手があるとします。
この中で、
確かな理解のもとに
いつでも解けるようにしておくべき
苦手は「病理学」になると思います。
そして次に「外科学」でしょうか。
これは出題範囲の内容量と、
実際の出題数をもとに考えています。
通常の国家試験では出題数が
病理学=15問程度、
外科学=10問程度、
衛生学=10問程度です。
この3教科のうち病理学は
最も出題数が多いことになります。
問題数が多い教科に苦手を残していると、
失点数が自然と増えることになります。
そして外科学。
外科学は出題数は少ないものの、
毎回国試で出題されている分野は
大きく変わらないと考えています。
熱傷、感染症、ショック、
がん、輸血、消毒、麻酔、出血。
このあたりは例年高頻度で出題されます。
「対策がアタリやすい科目」
といえるのではないでしょうか。
これに対して衛生学。
衛生学について思うのは、
★問題数が少ない
★そのくせ範囲の量が多い
★毎回出題の傾向が変わりがち
という受験生泣かせの
困った教科だということです。
“対策が当たりにくい”
そんな教科になると思います。
もし、
受験まで時間があるようであれば、
出題される可能性の高い
単元の勉強に時間を割いていくのが
最適なのではないかと花田は思います。
短期記憶でごまかさず、
ちゃんと理解できるまで
調べて噛み砕くために時間を使いましょう。
これに対して、
「勉強しても出るかどうか分からない」
そんな単元が苦手なのであれば、
ぶっちゃけ後回しにしてよいと思います。
国試前日にでも、
寝ないで頭に叩き込んで、
国試が終わるまでさえ
覚えていればそれで良い
「短期記憶」にゆだねる戦略も必要です。
時期を踏まえた「勉強の優先順位」は
このように考えてみると、
いま必要なことが
何となく見えてきませんでしょうか?
もし苦手を少しでも
あぶり出したいのであれば、
この下にリンクを貼っている
僕の「柔整国試模試」を受験するか、
「必修対策問題集」を解いてみてください!
それでは頑張ってくださいね!
柔整国試受験生必"験"「模試」
▼過去問で対策できない
「出題基準内」の問題がいっぱい
必修突破"柔理記述式"問題
▼選択肢に頼らない
「1点に泣かない」ための必修対策