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ビジネスで使える心理学3選


ミラーリング


直訳すると「鏡映」という意味ですが、
心理学でいうと相手の行動や状況、
発言などが似てくることを言います。
本来このミラーリングは、
相手をすばらしい存在だと感じたときに
無意識に行うものとされています。
しかしミラーリングをされることで、
自分に近しいものと(=味方)という
認識を持たせる効果があります。
上手に取り入れることで
相手に好感を持たせ、
仕事をスムーズ進められるのです。

■使用例

・言葉のミラーリング
「この前食べた○○お煎餅が美味しかった」

「へぇ!○○お煎餅美味美味しいんですね!」

・状況のミラーリング
「先日社内ミーティングで○○事業について話し合った」

「私も○○事業をテーマにミーティングしようと思っていたんです」

ただし、ミラーリングは
わざとらしさや真似る内容を
選ばないと相手
を不快にさせることがあるので、
使い方には気を付けましょう。

ランチョンテクニック

人は食事をしている瞬間に
心のゆるみが出ます。
そういった状況で商談をすると、
普通に話をするよりも
深い話をすることができます。
なので、ビジネスシーンでは
会食の機会が多く存在するのです。

とはいえどこの時代、
がっつり夜の飲み会に誘うことも
難しく、親交が浅いほど
嫌がられることもしばしば。
ちょっとカフェやランチなど
ハードルを落として誘うのが今流です。

そんなランチョンテクニックは
関係が浅い場合に特に有効です。

ザイアンスの法則(単純接触効果)


人はよく知らないものや人に
警戒心を持ったり、
攻撃的になる性質があります。
しかしその対象に接触する
頻度を増やしてあげることで、
対象物に対する思想が変わり、
受け売れやすくなるのです。

CMなど同じ広告が
何度も流れることで、
いつのまにか商品を認識し、
購買につながることも
ザイアンスの法則に基づく
マーケティングです。

また単純接触効果は、
対人関係にも有効です。
部下や上司と関係を
築きたい場合に、
中間報告をいれるなど、
こまめにコミュニケーションを
取り続けることで、
相手の意見や提案を
受け入れやすくなります。

今すぐできそうなものや、
無意識のうちにやっていた人も
いるかもしれません。
うまく活用して
スムーズなビジネスをしましょう!

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