小さな誤解、

事件が起きたのはマルセイユ3日目だった。夕食を提供する代わりにホストをしてくれる方だったので僕は夜ご飯を用意し家に向かった。

家に帰ると、

玄関を開けたら、まず最初に今日は昨日に引き続きキッチンが使えないからといい夕食は作らなくて結構とのこと。まあそれは仕方がないよなと思いながら話を聞いているとなんちょっと怒ってるみたい。

それがだんだんとヒートアップして挙句の果てには出てって他のところに泊まれるみたいなことを言われた。え？俺そんな悪いことしたっけ？お前はrude だの、ルールが分かってないだの日本人でこんな悪いやつ見たことないだの言いたい放題。最終的には涙を流してしまった。だってそんな悪いこと俺してないもん😭

何かダメだったのか

　俺が泣き始めるとホストマザーがお前は何一つ手伝おうとしなかったし、昨日もずっと家に引きこもってたしそれが最悪だったのこと。僕的には一昨日ご飯を作ったからそれでいいのかなと思ったし、また昨日はずっと家にいていいよとのことだった。手伝いに関しては皿洗いくらいはして欲しかったのかなって思う。また何時まで家にいていいのか、そんなちょっとの誤解が溜まりに溜まって爆発したのだろう。

自分の行動が否定された

　それとは別に、お前金がないなら日本に帰れとも言われた。これに関しては自分のポリシーに反するのでちょっと許せなかった。まあ、お金がなくて十分にホストのことを手伝ったり、楽しませることはできないかもしれないが、それはちょっと我慢して欲しかった。僕も頑張ってお金を稼ごうとしてるのでそれは否定されたくない。自分の夢に向かっての行動なのだから。最終的には自分の活動に納得してもらえたしなんとかなった。

終わりに

　ということで、ちょっとの誤解の積み重ねが大きな事柄に繋がるのだと感じ、言葉が完全に伝わらない同士のコミュニケーションは、なあなあで済ませるのは禁物で完全に理解するまでちゃんと伝えたり聞いたりすることが本当に大切なことだ。