ヒッチハイク 1話 挫折?

東京IC~いきなり挫折~

前回の記事はこちら


さて、周りの反対を押し切ってヒッチハイクする!といったものの、
前日になると
「本当にできっこあるのか、そもそも乗せてくれるのか」
というテンション。モチベーション低めのスタート。

朝早く起きて出発しようと思っていたけどうだうだしてしまい11時頃家を出ました。
ネットで地元の東京からのヒッチハイク場所をリサーチ。
調べてみると私の実家から近い東名高速道路の東京ICがスポットのようです。
ネットでは東京ICではICの配置的にヒッチハイクが非常にしにくい。
数々のヒッチハイカーがあきらめたり、困難にぶちあたっていました。
しかし、「まあなんとかなるか」と東京ICへ行くことに。
これが後々後悔をよびます。。
東京IC前は三車線あり、高速入るのは右の車線
つまり、歩道側でボード掲げても
高速に入る車は99パーセントとまらない!というかとまれない!気づかない!
どうしようと遠目で観察していたら、
高速の入り口に左折する車線は何とか信号で止まれそう!!
ここで信号待ちしている車をヒッチハイクしよう。

画像1

青矢印が高速の方向
赤丸が信号待ちで狙ったところ

そう決めましたが車がビュンビュンしているのでどうも止まってくれません
車ブンブン走っていって、この中でボード掲げるのかと考えると、怖い。
信号が止まると何十台もの車の真ん中にいて、
全部のドライバーが僕を見ているような気がする、、、笑
実際に環八のスタバやローソンで車を拾おうとしても見向きもしてくれません、

画像2

どうしたことか。。。
時間がたって気づくと14時になっていました。
そこで初心に帰ってマックの前で車を拾うことに
しかし、、、
ここでもボードを掲げることが怖くて、ずっと携帯見るふりww
チキンです。ごめんなさい。
2~30分くらい逡巡して、やっと覚悟を決めて、「大阪方面」と書いたスケッチブックを掲げます!
・・・誰もとまらない。
まあそうなんです。高速のすぐ手前で、とまれるわけないんです、、、
そこで信号が赤になったときにドライバーに見せてみることに。
見ても華麗にスルー。。。
つらい。

”こんなんで日本一周できる気がしない、、、もう電車で家に帰っちゃおうか。”

初めて車に乗せてもらう

そんなことを考えてると、一台の車がマックの奥の駐車場で止まりました、、
(もしかしたらっっっ!!)

若いお兄さんが僕に話しかけてくれました!!
「ここじゃきついでしょ、次のPAまでだったら乗せてあげるよ」と
もうが出そうでした、初めてのヒッチハイクにもかかわらず3時間ぐらいずっとボードを上げて正直きつかったです。
そのつらさが一瞬にして吹き飛び感動に代わりました。
二人組のお兄さんたちは仕事に向かう途中でした。
それなのにもかかわらず乗せてくれて感謝しきれません

お兄さんはすこし強面でしたが、かなり優しい言葉づかいで接してくれ、出身地の尼崎の話だったり、仕事の話だったり、彼女の話など(笑)で車内が盛り上がりました!

画像3

その二人には横浜の港北PAまで運んで頂きました!
一台目から幸せな気持ちになり、かなり良好なスタートダッシュだったと思います!

二台目

港北PAでのヒッチハイクは伝説を作りました。スケッチブックを掲げて10分で気前の良いのカップルが声をかけてくれました!
しかも、港北PAから静岡の足柄SAまで100キロほどの距離のを載せてくれました!
二人は中学からの同級生でお付き合いをされていてとても運命的で驚きました。
このような恋愛を僕もできたらいいななんて(笑)
最後にはSAでホットドッグもごちそうになりました!!

(写真撮るの忘れました!!)

ヒッチハイクを始めたのが遅いこともあり、日の暮れかかった時間帯だったため、今日中に大阪に着くのか不安になって来たところです…

しかし、高速に入ってからスムーズになりました。

三台目

ここ足柄SAでも10分ほどで車が拾えました。一人の女性が苦笑いしながら車を止めてくださいました。
車に乗るとお子さんも乗っていて病院の帰りとのことでした。
いろいろなことを話しましたがお母さんは穏当に子供想いでいい人だと感じました。
子供の将来の夢なども話してとても充実した時間でした。
富士川SAまで行きました!!

(またまた写真撮るの忘れました!!)

四台目

それから今度は20分くらいしてから大学院生のお兄さんに乗せてもらいました。家に帰るとのことで浜名湖SAまで約1時間ほどお世話になりました。おうちが静岡にもかかわらず、できるだけ進めたほうがいいっことでその奥まで進んでくださいました。!

お兄さんは山岳部で僕の部活と一緒だったことや音楽の趣味が合いとても楽しくお話できました。

画像4

五台目

もう18時を回っており正直大阪に着くのは厳しそうだなと思っていました。そして浜名湖で30分ほど休憩してボードを掲げているとお父さんが声をかけてくれました。

「大阪方面?今から大阪買えるから乗せてってあげるよ」と
本当に驚きました。まさか大阪まで行けるとは思ってもいませんでした。
そこから約4時間ほどの長い道のり、
途中にお父さんの仕事であるマッサージ、整体の話や家族の温まる話、とても平和な時間でした。
休憩なしで一気に大阪の長尾駅まで乗せてくださいました!

画像5

(どこ見てるんだww)

長尾駅からはヒッチハイクすることは無理そうと自分の中で決めてしまったので電車で大阪駅まで向かいました。

一日目に学んだことは恥を捨てることでした。最初は道に立つこともボードを掲げることも恥ずかしく躊躇してました。しかし、結局慣れてしまえばどんなことも関係ないのだなと。

次の日も頑張っていきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?