ヒッチハイク　2話　奇遇

【二日目・大阪から九州へ大きな前進！！】

前回の記事はこちら！！

https://note.com/ogawara_hayato/n/nc98ebc62b53b

二日目の朝は大阪のゲストハウスから始まりました。大阪市内ではヒッチハイクは難しいかなと考えていた（勝手に思い込んでいた）ので電車を使って西宮名塩SAまで行きました。時間にして大阪駅から５０分途中で寝ていたのですぐについてしまいました。
SAはこんな感じ～

（朝食のから揚げ定食をあげてどうするんだって話ですが、めちゃくちゃ旨かったので許してください…）

とのことで今日も頑張っていきます！

【6台目】

とにかく西へ向かう車をボードを掲げて待ちます。車の数は土曜日ということもあってとても多いですがそう簡単には止まってくれません。しかしながら20分ほど待っていると一台の車がそばに近づいてきて
「すぐ近くまでだけど乗ってく？」
と５０代くらいの夫婦が声をかけてくれました！大阪から実家の三木まで帰るとのことでした。

途中で二人の息子さんの話を聞いたり、町工場で働いている温かい話を聞きました。本当にヒッチハイクで家族の温かみを感じることが多くなりました。３０分くらいの短い間でしたが、本当にありがとうございました！

【7台目】

奇跡は偶然起きました。三木SAで車を降りてから５分ぐらいしてもう次の車が見つかりました！！
少しいかついお兄さんが
「西方面行くんやけど乗ってく？」
私は即答でお願いしますと。後々話を聞くと姫路までしか行かないので少し不安になりましたがここであり得ない話を持ち掛けてきました。
「これから船で岡山まで行くんやけど連れて行こうか～？」
まさかと思いました。こんな経験があるのだと。まさかヒッチハイクで船に乗るとはとても面白い経験です。船に乗るまでにお兄さんが経営している会社の話を聞いたり、学生時代の話など聞いたり本当に心に残る経験となりました。
船上はとても海風が気持ちよく、風を切ってくのが爽快でした。
船を降りてから「ありがとうございました」との感謝の意を表してお別れをしました。

一番奥がお兄さんが持っていた船です！！

【８台目】

さて、船で降りるところまでは良かったのですが、そこからが問題でした。ついた場所は岡山県の日生という場所でのどかな海の町という雰囲気の場所でした。それなので車の通りはあまりなく心配になってきました。少し移動して車が止まりやすい場所に。そしたら一台の軽自動車が止まってくれました。乗せてくれたのはお姉さんで地元の人でした。わざわざ車通りの多いところを探していただいて、１０分ほどでしたが、お世話になりました！

【9台目】

やはり一般道は車を拾うのが難しいです。街のそこそこ大きいショッピングエリアで車を待っていましたが、地元民が多いのか遠くに行ってくれる人がいません。国道にも出ようと出ましたが、車がビュンビュンしているので止まるのは難しそうです。さあ、どうなることやら、と思っていた矢先に信号の奥に止まっている車がこっちの方をじっと見つめます。ｴｴｯｯ！とても焦ります。信号が青になってからこっちに来て止まってくれて
「のってく～？」とお姉さんが
とてもうれしかったです。
お姉さんは地元のことでおうちに帰るところでした。猫を十匹ほど買っている方で驚いてしまいました。
岡山市内にある吉備SAまで連れて行ってもらってお別れをしました。

【10台目】

時間は午後４時を回って今日は山口までで厳しそうだなと思い始めてきました。やはりヒッチハイクをしてくると夕方という時間は本当に不安になります。SAで３０分ほど待っていると少しこわもてのお兄さんが、(;ﾟДﾟ)何しに来るんだと不審がっていたら
「何しているの？」とのこと、ヒッチハイクで日本一周している旨を伝えると笑顔で
「おおすげええ、のってく～」といってくれました。
お兄さんは若くして車販売をしてそこから自営業で今は、何でも屋、配送をやっているそうです。本当に優しく話していて落ち着いている方なのだと厚く感じました。人は見た目で判断するのではなくしっかりと話さないといけないのだと感じました。
なんと、お兄さんは広島の奥まで行くというので宮島SAまで乗せてっていただきました。

これがあの日本三景の宮島です！！！

さて、三日目も終盤に入ってきてここから一気に九州に渡りたいところだが、距離にして150ｋｍ…

たどり着けるであろうか、、、、

と考えていたところに大学生二人組が声をかけてくれて車に乗せていただいた。彼らは九州の大学生で旅行で本州に来ていたらしい。年も近かったせいか車内はとても盛り上がった。
お二人さんにはなんとなんと、山口県を飛び越えてきた九州まで送ってくださった。

本当にありがとうございました！！！

てな感じで二日目は様々なことがあって波乱万丈な一日であった。まだまだ旅はこれから！さあ、頑張っていくぞ！

これは門司港駅のきれいな駅舎！赤レンガ作りだそうですよ～～