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鹿児島サポがFC大阪のサッカーを分析してみた

どうも!疾風です✨
今回はFC大阪さんの企画第2弾❗️
FC大阪さんのサッカーについて、鹿児島サポの疾風が、分析してみました!

第1弾を読むと、もっと楽しく読めると思うので
よろしければ第1弾も読まれてみてください🙇

文章を書く力が乏しい私ですが、noteを読む時間を皆さんから頂くことに
ありがたみを感じながら書かせていただきました

まず初めに2022年はどんなサッカーをしていたのか?から始まります

よろしければ、最後までご一読ください♪
それでは第二弾、kick off!

2022年のFC大阪


2022年のFC大阪のサッカーはベースは4-2-3-1。
だが、試合に入ると基本的に4-4-2になる。

カタールW杯で日本代表がドイツやスペインに対してやったような
「ハイライン」「ハイプレス」なのが特徴的。

J3を見てた方にわかりやすく言うと、去年のJ3でのいわきFCのようなサッカーです。

いわきとの違いはまた後でお話しします。

2022年戦績

2022年はJFLを17勝8分5負
1節〜15節     6勝6分3負
16節〜30節 11勝 2分 2負
総得点
前半戦 後半戦
27点    20点
計47点
総失点
前半戦 後半戦
15失点 19失点
計34失点
前半戦シュート数159
後半戦シュート数146
計285本
1試合平均9.5本
オフサイド
前半戦39 後半戦17
計56回
平均1.86回

勝ち点59

※これは全ての試合を見て、データを見て分析した疾風独自のデータなので、間違いがあればすみません🙇‍♀️

これを踏まえて分析。

前半戦オフサイドの数が多かったのは
FC大阪のハイラインが関係していると思う。

ハイラインを簡単に説明すると、後ろに4枚、又は3枚のDFがいます。
この選手たちが自分たちのエリアではなく、相手エリアに近くなるようにラインを上げます.

なぜラインを上げるのか?
ハイラインをするのか?
ハイラインのメリットは

・ハイプレスをかけやすい(交わされた時のデメリットが少ないため)
・相手からボールを奪った際の、相手GKまでの距離が近いので、ボールを奪うと一気にチャンスに
・選手の距離感が近くなり、連携が取れやすい
etc

前述してる内容に、オフサイド数があるが
前半戦相手がオフサイドが多い理由は

ラインを上げて広大なスペースがあると、そこに相手FWが抜け出そうとする。

ただ、これをしっかりとライン統率しているので、相手のオフサイドが増えている.

逆に後半戦少ないのは、対策されて押し込まれることが増えたからだ。

ただ、ここで注目したいのが、前半戦より後半戦の方が勝率が上がっていること

FC大阪は夏場に失速するチームと言われているらしいが、2022年は違った
その苦手な夏場になんと7連勝もしている。

夏場が強くなった要因として
-2022年はフィジカルコートが変わった🍖
-芝管理メーカーと契約して、芝を強化🧔
-2022年は選手層が41人も👦
-攻撃のアクセントとして左サイドで輝いたのが清元選手の獲得⚽️

などが考えられる。

インタビューで夏を乗り越えた秘訣を語る選手がいた

チーム在籍11年目の岩本選手だ。
彼がいうには「後半のきつい時間や、相手に主導権を握られている時間でも、自分たちで試合をコントロールするサッカーを通してやれた一年だった」と語っている

チーム在籍11年目 生きるレジェンド岩本選手

次に、FC大阪の2022年の攻撃と守備を分析してみた

攻撃


基本的にボールを奪ったら、前線にハイボールを送ることが多い。

前線の木匠選手や今村選手がボールを収めることもできるので
サイドの選手は安心して前に上がれる。

そこでしっかり収まることで
ドリブル突破の得意な清元選手や久保選手が生き
2ボランチの1人、町田選手が上がったりもできる。
去年は町田選手、久保選手、今村選手が流動的にポジションを入れ替える場面も多々あった。それが相手選手を翻弄してた印象。

流動的な分、二桁得点の選手がいないのもFC大阪さんの特徴

全員で点をとるサッカー

攻撃で去年特に輝いたと思うのが3人

1人目は2022年のJFLベストイレブンに輝いた久保選手

スピード、ドリブル、パスのアイデアの三拍子揃った選手
愛称はなにわのGTR
去年はボールを持つと相手が3人がかりでマークをするほど。
ロングスローも投げれる

久保さん

そして2人目は
木匠選手
彼がボールを収めるから、後ろが迷った時にボールを放り込める。
ボールを収めた後に彼が前を向くと、いろんなアイデアがあり厄介。
FC大阪はロングスローも使うが、基本的に彼に投げる。

木匠さん

3人目は宇高選手
私はスーパーウタカと呼んでいます.
彼は後半から出ることが多いですが、出たら結果を出します.
スーパーサブとして去年チームを救いました

ウタカさん

そして4人目は町田選手
2ボランチの1人だが、久保さん、今村さんとの連携がピカイチで、ゴール前に顔を出すのを得意としてます。

そして彼はなんと
「鹿児島県出水市出身」なのです
鹿児島サポとしても必見です!

町田さん

そして前述でいわきのようなサッカーと書いたが、
いわきとの違いは主に2つ
1つが目が基本的にSBを攻撃参加させない

2つ目が攻撃時にいわきと比べると、2.3枚と前線の選手を前に増やして圧力をかけない。
かけない分、サイドの久保選手や清本選手が一人で打開してくれるからだと思う.

SBが上がるとしても、左SBの齋藤選手。
なぜ上げないかをサポさんに聞いたが
どうやら2021年が前線に枚数をかけて失点することが多かったからだそう。

守備

4-4-2で守る.
基本的にマンマーク
ハイラインのため、カウンターを食らいがち。

ただ、後ろ4枚の連携や守備貢献度は非常に高く
特に谷口、坂本、美馬さんの守備は硬い。

その中でも美馬さんはFC大阪さんにとって欠かせない存在だ.

2022年シーズンはほぼ全試合出場
守備も硬く、
マークする選手がボールを持った時の守備強度🙆‍♀️

攻撃ではヒールで味方にパスしたりと、サッカーIQが高い印象
攻めてもクロスを積極的に狙ったり、守備と攻撃のバランスがいい。

久保選手が輝けてる理由は、美馬さんの存在も大きいと思う。

そして彼はアマチュア契約で、去年働きながらサッカーをしている苦労人。
それなのにあの運動量は流石

渋い

そしてハイラインをする上でGKも大事になってくる
FC大阪さんでは主に永井さんがゴールマウスを守っている

ロアッソ熊本
京都サンガ
いわきFCにも在籍していた。

彼の魅力はキックと反射神経
去年のFC大阪は彼に大きく助けられた

彼のキックで、低弾道のパントキックから一気に前線へ行くシーンが多い。

個人的に気になるのは、慌てるとミスが多い?(ここを鹿児島は突きたい)

2023年指揮を取る志垣さんが連れてきた
服部さんも非常に良いGKなので、笠原さん、櫻庭さん、永井さん、服部さんとGK争いも熾烈だ

2023年のFC大阪さん

2022年の情報を踏まえ、ここからは2023年どんなサッカーをするのか?を話したいと思う

まず、新体制発表会でFC大阪は
「2025年J1を目指す」と公言した
「2023年J3優勝」もだ。

そのためには点を取らないといけない。
そう話した会見で
去年に引き続き点を取る、取られても取り返すサッカー」を今シーズンは徹底すると話している

点を取るサッカーを目指す為に
去年後半戦、八戸で快進撃を見せた志垣監督を招聘
(昨年まで指揮を取っていた塚原さんがA級ライセンスのため)

志垣監督の経歴は
-東福岡高校出身
-2004〜2005 マンチェスターユナイテッドスクールコーチ
-2005年にリヴァプール・ジョン・ムーア大学
サッカー科学学科卒業

様々なチームでのコーチ経験を経て
2016年シンガポールU16で、監督としてのキャリアをスタート
そこからは
-2021年京都サンガF.C.U18
-2022年ヴァンラーレ八戸

という経歴だ。
座右の銘は
「起こる現象には理由がある」
J3優勝のために招聘された監督だということも、八戸での実績を買われて起きたことだと思う

そしてベストイレブンの久保選手の残留や清本選手の残留と、去年攻撃で違いを見せた選手のほとんどが残留。

そして補強でも
・横浜F・マリノスからンダウターラ選手を完全移籍で獲得
・八戸から島田拓海選手を完全移籍で獲得
・いわきFCから古川大悟選手を期限付きで獲得


なんと言っても1番のサプライズが

ブラジル カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA Ceará SCから、ブラジルU17にも選ばれていた
ジョアンヴィクトール選手を獲得している
167cm,66kgと小柄ながら体重もしっかりある.
彼のプレーを見たが、ドリブルのキレが凄い。

彼を獲得した背景には、第1弾でもお話ししたように
FC大阪さんとブラジルチームとの提携
そして、後半戦MVP級の活躍をした清本選手が、全治8ヶ月の大怪我を負った

その清本選手が抜けた所に、彼を獲得したのだ。
正直プレーを見ただけだとJ3で無双しそうな予感.

久保とジョアンの両サイドはFC大阪にとっての今年の武器になると思う.

ただ、1人じゃやれないのもサッカー。
どうなるかはわからないので、開幕戦注目してみてみたい

2023年のテーマ

志垣さんが今年のサッカーについて話しているのが

「我々から勝負を仕掛けにしていく。躍動感のあるサッカーをしたい。ボールを持ってない時でも自分たちからボールを奪いにいく、受け身のサッカーではなくて躍動感のあるサッカーを見せたい」

と語っている

このサッカーに関しては志垣さんが八戸でやっていたサッカーと同じであり、FC大阪さんが去年やっていたサッカーとも似ており
4-4-2と同じフォーメーションを使い分けていたので、志垣さんにとっては指揮しやいのではないかと思う。

なので、基本的なサッカーのベースは去年と同じ
後は守備の部分や、全体的な運動量は志垣さんになったことにより、強度がさらに増すと思う.
むしろそこの強度を上げないと、J3優勝は難しい.

志垣さんは、個人個人を伸ばす指導を得意としており大卒や高卒の若手を積極的に起用する事も多い

志垣さんのサッカーがハマれば、正直J3優勝は夢でもないと思うので、まだ志垣サッカーが浸透しきらない開幕戦で当たれるのは、鹿児島にとってラッキーと思っています笑笑

FC大阪さんのキーマンは
なにわの番犬

ではこの
FC大阪が目指すサッカー、志垣さんが志向するサッカーで誰がキーマンになるのか?を考えた時に

彼しかいないと私は思いました

その名は ウサンホ(禹 相皓)選手だと思っています

柏U18出身
モンテネグロ→大邱FC→岐阜→愛媛→岐阜→愛媛→栃木→サイゴン→FC大阪

彼のプレーを一言で表すと
「なにわの番犬」

開幕戦で、鹿児島サポは彼に気をつけた方がいいです。彼の守備の強度と、セカンドボールの予測
彼がいるからこそ危ない場面でボールを奪えるし
奪った後のカウンターも彼から始まることが多い。

彼の守備を例えるなら「ガブガブディフェンス」
まさに、番犬です。

もちろん、久保さんをキーマンに上げる方は多いと思いますが、ウサンホさんがいる、いないではチームもガラッと変わると思ってます。

ウサンホさんがボールを刈り取って、左からの攻撃が去年は始まることが多かったので
新加入のジョアンを活かす役割もするでしょう。

彼についての記事を、最近お世話になってるAOさんが書いてくださってるので是非読まれてみてください

2023年開幕スタメン予想

これが私の開幕スタメン予想です

あまり、多くは語らないようにします笑

久保さん、ジョアンさんがJ3でどれだけ通用するか?ウサンホさんが怪我せずシーズンを終えれるか?が今シーズンの鍵だと思ってます。

最後に

正直、FC大阪さんのことを昇格組だから勝てる!と思うサポーターの方は多いと思いますが
それで去年、いわきに開幕戦引き分けてます。

FC大阪さんに関しても、調べれば調べるほど苦戦を強いられる相手だというのがわかりました。

明日の開幕戦、非常に楽しみにしております!

今シーズンは鹿児島ユナイテッドFCはJ3優勝を目指しています。
優勝には皆さんの声援も必要です。
そのために、もっとJ3を盛り上げれるように
今後もこのようなnoteを書こうと思っています!

長々と書いてしまいましたが
ここまで読んでくださりありがとうございました😭

それでは皆さん、開幕戦でお会いしましょう!

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