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浪人生活総括 part2
こんにちは。一年間浪人して、運よく第一志望の早稲田大学文化構想学部に合格することができました。この一年間で得た気づきを書き残しておきたいと思います。
今回は浪人してよかったことについて書こうと思います。
浪人してよかったこと
浪人を一年して、決して悪いことばかりではありませんでした。
浪人をしてやっと気づいたこと、身につけられたことも多いです。
その中でも特によかったことをいくつか紹介します。
独学ができるようになった
もしかすると、浪人で独学ができるようになったというのは言い過ぎかもしれません。
吹奏楽部にいたころに少しずつできるようになった独学のスキルがよりいっそう磨かれた、という方が正しいのかもしれません。
その独学の方法がより再現性の高いものになったとおもいます。
とくに、吹奏楽部時代はがむしゃらにやる傾向にありました。そこから浪人を経て、計画・目標・戦略を立てて勉強できるようになりました。
僕は、塾や予備校に行くような浪人ではなく、自宅浪人だったので、塾の講師の方に予定を決めてもらったり戦略を立ててもらったりすることがないので、戦略を立てる術をみにつける必要がありました。
そこで、自己啓発本コーナーでよく見かける、リチャード・P・ルメルトの「良い戦略、悪い戦略」という本を参考にしました。
これまでの自分の計画の立て方は、この本に「悪い戦略」として書かれているようなものばかりで、1から見直しました。
また、そのころ林修先生とマーケターの森岡毅さんの対談動画がYouTubeにアップロードされていて、そちらも参考にしました。
これを見てから、僕は苦手な教科を伸ばすより得意な教科をより得意にするようにしました。これが結果に繋がったとおもいます。
自分の弱点に気づけた
僕は本当に猪突猛進で運で何とか生きてきました。たぶん豪運の持ち主だったのでしょう。これまではそれでもなんとかやってこれました。
ただ大学受験はそれだけでは上手く行きませんでした。
ちゃんと弱点を見つけて、つぶせるものはつぶす、という最も基本的なことを今までの人生で一番真剣に行ったのがこの一年でした。
A4の白紙に今の自分の弱点を書き出して、それに対してどうやって解決するのがいいのかを考える。それを計画に組み込んで一つ一つ直す。
きっとこんなことは周りの人たちはとっくにやっていたんだろうなぁと思います。量だけでなんとかしてきた僕はこれまで弱点と深く向き合うなんてしたことがありませんでした。
はじめはものすごくストレスのかかる作業でしたが、やっていくうちに弱点を見つけるのも、最適解を見つけるのも得意になってきて、最後には随分と楽にできるようになりました。
この弱点を見つけて改善していく作業を浪人の期間に真剣にやっていなかったらもっと大事な場面でつまづくことになっていたと思います。本当にここで気づけて良かったです。
自信を見事に打ち砕いてくれた
一見すると悪いことのように思えますが、これまでの自分は、今もかもしれないけれど、自信過剰でプライドの塊みたいな存在でした。
しかし、現役の時に全落ちして、現役で受かった友達のインスタを見たり、自分の模試の成績がうまく上がらなかったり、Twitterで浪人界隈の見るに堪えないツイートを見たりする中で、自分のプライドも自信もみるみるうちに崩れ去っていきました。
真剣に大学受験というものに向き合って、自分の至らなさを痛感し、多少の謙虚さみたいなものが身についたと思います。
これからは必要最低限の自信と、特大の謙虚さをもってやっていこうと思います。
まとめ
今回は浪人してとくによかったと思うことを3つ書いてみました。よかったことがあるとはいえ、現役の時に気付いていればもっといい人生が送れたに違いないので、自分を正当化したい気持ちがまだどこかに残ってる気がします。これからは、こういう気持ちもなくなって、本当に謙虚に自分と向き合って日々生きていけるように頑張ろうと思います。お読みいただいてどうもありがとうございました。
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