見出し画像

スタディサプリの使い方

現役時からスタディサプリは使っていましたが、結果に結びつく使い方ができるようになったのは浪人生になってからでした。

はじめにすべきことは、その講座の紹介動画を必ず見ることです。これをみればその講座の本来の使い方が分かります。多少は自己流でもいいかもしれませんが、基本はこの動画の通りにやれば成績は間違いなく伸びます。

たとえば、英語では予習復習の時間まで示してくれています。講座を順に受講していって、やり方を忘れたときはまたこの動画を見てください。きっと紹介動画からズレてきているので早めに修正してください。

次にテキストを最大限使うことです。

実際、授業を見ただけでは全く伸びません。スタディサプリに加入していればだれでもタダで手に入るテキストが大事です。

このテキストは思っている以上に洗練されています。これを繰り返し解くだけでかなり定着しました。

加入している限り見放題であるのは講義だけではなく、テキストもです。つまり講座の数だけ問題があるので、やろうと思えば基礎から最難関の問題までかなり豊富に揃っているので演習量に困りません。もちろん重複している問題もいくつかありますが、損はしないでしょう。英語は特にたくさんあります。

これを繰り返し解きます。もし分からないところがあれば見返してもいいし、解けるならもうそこはやらなくて良いです。世界史の場合は僕は1年で平均10周程度しました(単元別の平均です)。2周目からは基本的に間違えたところだけでいいのでそこまで時間はかかりません。

PDFでダウンロードしてプリンタで印刷すれば、何度でも出来るのでノートを使う必要すらありません。これはスタサプ勢の1番の武器といって良いと思います。

しかもそのテキストは各講師の詳細な解説動画付きなので、分からなくて困ることはありません。

基本的にこのテキストはしばらく取っておいてください。予習として問題を解いて、解説を聞いて書き込んだ後のテキストは参考書にもなります。間違えた所も残っているから過去問を解く前に見直したり、模試前に見直したりするのに最適です。

下手に参考書や問題集をたくさん買うくらいなら、1冊も買わずにスタサプのテキストで進める方が良いかもしれません。

ただ、スタサプだけで攻めるなら、季節講習を全部取った方がよいと思います。正直、たくさん問題があるとはいえ通常講座の問題だけでは足りないところもあると思います。季節講習では違ったアプローチをしている科目もあるので、目指すレベルにもよりますがこれは必須でしょう。

最後に、過去問はどこので出版社でもいいのでやってください。テキストも過去問を使っているのでレベル感は掴めますが、いつもより長い時間で連続になって失敗することもあります。もしテキストの問題や問題集で合格点が取れていれば、最後の最後に1年分でもやれば大丈夫です。大まかに素点をだして合格最低点を超えるようであれば問題ないと思います。

以上のようにスタディサプリはちゃんと使えば、受験勉強のほとんどの部分には対応できます。僕自身、塾や予備校に通わず仲間みたいなものがいなかったので同じような人の参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?