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「上手くはないけど、英語話せるよ」と保険をかけていた私が、英語でちゃんと議論できるようになった話

この記事では、私が昨年10月から今年の2月頭まで取り組んできた英語学習とその動機についてまとめます。私は、スマートメソッドという弊社が提供しているサービスを利用し英語力向上を行いました。(がっつり宣伝です)

このサービスは、成果保証した16週間の短期集中型英語学習サービスです。週5回の英語レッスンと、座学、テストを行うことを通じて、英語力を向上させます。私の場合は、CEFR B1 から CEFR B2 にレベルアップしました。

CEFR B1: 身近な話題を理解して、意思や理由を簡単に表現できるレベル。その言葉が話されている地域で起こりそうなたいていの事態に対応可能。

CEFR B2: 専門分野の議論、複雑な文の主要な内容を理解し、自分の視点を説明できるレベル。母語話者とでも互いに緊張しないで自然なやりとりが可能。

この経験を通じて、英語を話すのがより好きになりました。加えて、英語で議論ができたり、明確な主張ができるようになったことで多くの機会を得られるようになったと感じます。

この記事を通して、「英語話せるけど、上手くない」と感じる人の参考になれば嬉しいです。英語が少しできる人にこそ、スマートメソッドのようなサービスを使って、短期で自分の弱点を克服して欲しいです。

頭で思っていても、英語は上手くならない

私は時折、英語で道を尋ねられます。
あなたは、英語での道案内したことありますか?

意外かもしれませんが、多くの場合、道案内はとても大変です。何せ、その人がすでに迷うくらいなのですから。行きたい場所から離れ過ぎていたり、わかりやすい目印がなかったりします。要するに、道案内には少し込み入った説明が必要です。例えば、ハチ公前から青学に行くとすると、こんな感じです。

Asker: Excuse me, do you know where this is?
Me: Well..., we're at this. (地図を見せながら) Firstly, go straight towards the right until the second crossing where a gas station is near. Secondly, cross the road to the left and go straight until you can see a convenience store at the left hand side. Finally, cross road to the right and go straight up to the large buildings. That's it!

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意外とたくさん話していると思いませんか?この説明を即座にできますか?

正直いうと、私にはできませんでした。半年前の私のレベルは、だいたいTOEFL iBT で60点台。簡単な説明で伝わらなければ、"follow me"と伝えて道案内していました。要するに、英語での説明を諦めていたのです。会話が終わってから、「こういう風にいえたかも」と振り返っても時すでに遅し。英語が上手く話せたらどんなに良いだろうと何度思ったことか。

しかし、結局具体的な方策をとることはしていませんでした。

ビジネスで英語が話せないのは、致命的な弱点

少し大きな話をしましょう。

英語は道案内以外でも必要です。会社の中に、英語しか話せないスタッフがいても不思議ではありません。仮に社内にいなくても、会議、面接、クライアントの交渉など、英語で意思疎通する機会は多々あります。

私は普段、機械学習関連のエンジニアをしています。この仕事はアメリカ、特にシリコンバレーの影響を強く受けており、知識やノウハウの輸入が盛んに行われています。技術の栄枯盛衰は激しく、誰かが日本語に翻訳してくれる前に、英語の文献を読んだり意見を言ったりしないといけません。また、自分が使っているツールに問題がある場合、「英語苦手なので、修正できません」とは言えません。ここでもやはり英語力が必要になります。(ほとんどのツールのコミュニティは英語で成り立っています)

さらには、日本市場全体でIT人材が不足しています。優秀なエンジニアを取りたいと思う一方で、言語や文化的なハードルで海外の市場に目を向けられていない会社も多いのではないでしょうか。カジュアルな面談から普段の業務や会議まで英語を強制された時に活躍できる人材はどれくらい社内にいるでしょうか?

合理的に考えると、パイを広げれば(自社にマッチする)候補者集団が自然と大きくなります。本当に良い人材と巡り会いたければ、積極的に検討しても損をしない選択肢です。例えば、市場の0.1%のエンジニアが自社にマッチすると考えると、母集団が100万人なら1000人の候補者集団、1000万人なら1万人の候補者集団が存在する計算になるわけです。(もちろん、等確率に存在するかは議論の余地がありますが)

上記のように考えると、

英語ができると有利 → 英語ができないのは欠点

とトレンドが変わってきていると感じます。数年中に、多くの企業が求人要件に「ビジネスレベルの英語力」と書いてるかもしれません。

自分の英語力と、求められる英語力とのギャップを埋める

英語力が求められているのに、私の英語力はそれほど高くない。

そう自覚し始めていた頃、面接官として英語で面接を何度か行いました。円滑に行うため、前日から面接のイメージトレーニングを繰り返したり、文化的なタブーを犯さないように調査をしたりしました。

しかし、本番は想定よりも難しく、確認したいことを聞くので精一杯でした。実際、面接するのは日本人ばかりだから大丈夫と思い込んで、英語の準備を完全に怠っていました。ここで、自分の英語力は高くないという自覚が確信になりました。

そこで、弊社のスマートメソッドを利用することにしました。私は英語自体に苦手意識はなかったので、英語力向上にフォーカスしているスマートメソッドは良い選択でした。なお、使うなら自社のサービスと決めていたので、類似サービスとの比較はしていません。

10月の時点で、CEFR B1でした。まさに自分のことを言われている気がしました。英語が話せないわけじゃないけど、上手くないそんな感じ。

CEFR B1: 身近な話題を理解して、意思や理由を簡単に表現できるレベル。その言葉が話されている地域で起こりそうなたいていの事態に対応可能。

スマートメソッドでは、平日は一時間レッスンを受け、休日は平日のレッスンで学習した内容の理解と定着を確認するテスト、そして宿題を行います。

ビジネスのシーンを想定したフレーズの練習やロールプレイングを繰り返しながら、使い勝手の良いフレーズや、完結なフレーズを覚えます。様々な言い回しを学習しながら実践し、自分の口に馴染ませていきます。

私は、ごく限られたシーンでしか英語を使ったことがなかったので、各レッスンのシーンを想像するのが難しく、苦労したことを覚えています。正直いえば、面白く、かつ有益なコンテンツがなければ続けられませんでした。私は、「知っているが使えない」フレーズがとてもたくさんあったので、レッスン以外でも実際に使ってみて、徐々に自分の言葉にしていきました。

最終的には、無事にレベルアップを果たすことができました。プログラムの最初と最後では大きな違いを感じます。自分の言いたいことを詳細に英語で伝えることができるようになり、より会話らしい会話ができるようになりました。人生で一番、英語を話すのが楽しいなあと思えています。

おわりに

短期集中のプログラムは終了しましたが、英語の勉強は続けようと思っています。英語で新しいことを学ぶのは興味深く、英語で意見交換や議論するのは新しい発見が多くて刺激的です。普段のちょっとした価値観の違いを見つけると、自分の視野がより広がったような気持ちになります。

「英語は話せるけど、上手くないんだよな」と感じる方には、ぜひスマートメソッドをお勧めします。

もちろん、様々な意味で安い投資ではないですが、その分だけ得られるものが確実にあります。普段、英語を使っていてもどかしさを感じていたり、言いたいことが十分いえている実感がない人こそ、成長を感じられると思います。問い合わせいただいてもいいですし、私にDMをくださっても大丈夫ですので、ご興味ある方はぜひ!

読了ありがとうございます。よければいいねも!