「素直」は曖昧
「素直さ」と聞いて、何をイメージするだろうか。
この前、友人とそんな話をした。ある人は、「物事を受け入れる素直さ」であると考えていたし、「物事をすぐに実行する素直さ」であると考えている人もいた。「否定しないこと、正直であること」と考える人もいるようだった。
コトバンクで「素直」を調べてみると、実は意味がたくさんあることに気づく。実はどれもそんなに間違っていない。
そう考えてみると、「素直な人がいい」と言った時、結構曖昧なことを言っているとわかる。受け取り手が想定する意味合いによっては、全く違うイメージの素直さが会話の中で共有されてしまうこともある。
素直のような、平易な言葉でさえも意味を伝えるには脆く、誤解を招く表現であると思うと、ちょっと言葉選びには気をつけないといけないなと思える。もう少し具体的に、もう少し特定的に、ちゃんと伝えたいことに関しては伝えていかないと、同じ言葉で全く違う捉え方をしてしまうかもしれない。
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