低血糖気味になった朝

朝、吐き気がして、目が覚めると5時だった。最近、寝覚めはすこぶる良く、早寝も習慣になってきており、もうすっかり生活リズムが整い始めた。そんな矢先、久しぶりに迎えた最悪の朝。

なんでこんなことになってしまったんだろう、とふと考えてみる。すると、思い当たる節がいくつかあることに気づく。

まず一つ目は、過剰な食事制限をこの2週間行っていたことだ。具体的にいうと

  • 1日の食事は、1回のみ(12PMのみ)

  • 糖質は基本摂らない。(元々そんなにご飯が好きではないのもあるが)

  • 摂取カロリー上限は 1000kcal 以下にする

と言った具合である。まあ、明らかにカロリーが足りないことは重々承知のうえ、当の本人としては、結構乗り気でルンルンにやっていたのである。最初のしばらくはもちろん、空腹感があるし厳しかったけど、元々コーヒーが好きなこともあり、カフェインをとり続けていれば自然に慣れていったのである。実際、体重も狙い通り4kg ほど2週間で落ちた。

二つ目は、運動しすぎた問題。低血糖気味になった日の前は三連休であった。私は意気揚々と、走り込みとトレーニングをしていた。累計でハーフマラソン一本分くらい走り、毎日1時間トレーニングに充てていた。まあ、単純なオーバーワークでもあるが。。。

そんなこんなで、私は初めての低血糖(らしき)症状を経験した。明らかに体が糖を求めていることがわかるし、我慢できるタイプの異常ではなく、朝の運動をした後、即座に食事をとって難を逃れた。その時の気持ちは、「死にそう」という感じで、朝目が覚めているのに起きれないのを初めて経験した。

でも、不謹慎かもしれないが、低血糖になったときに食べたご飯がものすごい美味かったことだけは、紛れもない事実である。コンビニのホットスナックやおにぎりをただ食べただけなのだが、信じられないくらい上手くてびっくりした。飢餓に近い状態で食べるご飯というのはこれほど美味いのかと信じられない気持ちになった。

過剰に何かをしてしまうのは、私の性格や気質に由来しており、別に食事制限や運動に限った話では特にない。今回みたいに大きく痛いしっぺがえしを食らうことも正直よくある。が、今回低血糖になってみて、「ああ、飯がめっちゃうまいな」と思えた。低血糖になった朝に食べたおにぎりは私に糖以上に、爪痕を残した。



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